こちらでは『ウイニングポスト8 2018』の1998年に生まれた産駒のデータを取り扱っていきます。
オススメ史実馬などのデータをまとめていますので、先回りで母親を購入して自家生産したい場合など、よければ参考にしてみてください。
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1998年産駒の所感
国内芝はアグネスタキオン、国内ダートはクロフネ、海外芝はガリレオ、海外ダートはポイントギヴンを筆頭に、すごく粒揃いの世代。素質は抜群で、寿命的にも「まだまだこれから!」というような状況なのに、消失を気にする場合は引退させなければならないケースがあまりにも多く、ちょっと寂しい気もします。
またクロフネを所有しない場合、モードAでもなければ日本ダービーでジャングルポケットを押さえて勝つことが非常に多いので、注意が必要です。
金札
アグネスタキオン(サンデーサイレンス×アグネスフローラ)
- 芝1800~2400m
- 種牡馬としても期待できる
- 3歳一杯で引退しないとロジックが消失
アグネスフローラを所有しておくことで手に入る最終兵器。前年にはアグネスフライトも手に入っていることを考慮すると、間違いなくお買い得だと思います。
種牡馬としても非常に優秀で、ダイワスカーレット(2004)やディープスカイ(2005)などが有名です。ただし2009年に死去しているので、その後のifを楽しむには所持することが必須条件と言えるでしょう。
史実では3歳の皐月賞がラストラン。成長力が持続なので4歳も頑張ってみたい気もしますが、3歳一杯で引退しないとNHKマイルを勝ったロジックを始めとする多くの史実馬が消えてしまうので注意。
クロフネ(フレンチデピュティ×ブルーアヴェニュー)
- 万能〇1600~2200m
- 海外セリで購入できる
- 種牡馬としても期待できる
- 3歳一杯で引退しないとフサイチリシャールが消失
素質は文句無しに抜群なのですが、アグネスデジタルと競合するとまず勝てません。米3冠は距離的にも厳しいですし、3冠を狙うなら欧州マイル3冠(対抗はノヴェール)になるでしょう。
史実では3歳の11月がラストラン。4歳以降も現役を続けてしまうとフサイチリシャールを始めとする多くの史実馬が消えてしまうので注意。
ジャングルポケット(トニービン×ダンスチャーマー)
- 芝1900~2700m
- 上手くやれば銀殿堂以上が狙える
- 4歳一杯で引退しないとジャガーメイルが消失
ダービー、ジャパンカップを獲ったGⅠ馬。しかし史実とは違い、ダービーもアグネスタキオンやクロフネに出走されると相当厳しいです。秋古馬3冠を狙ってもいいですが、確実に札を取り戻したいのであれば海外路線を攻めるのがいいでしょう(それでも金札までは厳しい…)。
史実は4歳一杯で引退。5歳以降も現役を続けてしまうと、天皇賞を制したジャガーメイルやエリザベス女王杯を制したクィーンスプマンテを始めとする5頭が消失するので注意。
マンハッタンカフェ(サンデーサイレンス×サトルチェンジ)
- 芝1900~3300m
- 上手くやれば殿堂入りが狙える
- 4歳一杯で引退しないと消失あり
4歳時の長距離レースでは堅い結果を残してくれるものの、3歳クラシックは難しいです。普通にやっていたら最初のビッグチャンスは菊花賞になると思います。菊花賞は史実でも勝っていますし、同期の強いところが軒並み長距離に弱いので安定して勝てるでしょう(対抗はエアエミネム)。
菊花賞以降は国内の古馬戦に参加してもそれなりの結果は残してくれると思いますが、なるべく札の回収を重視したいのであれば、海外の長距離GⅠ(4000m級は無理)を走らせつつ天皇賞春だけは忘れずに回収するというのがベストだと思います。
史実では4歳の10月(凱旋門賞)がラストラン。4歳一杯で引退しないとアーバニティ、マンハッタンスカイ、セラフィックロンプ(すべて赤札)が消失するので注意が必要です。
銀札
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テイエムオーシャン(ダンシングブレーヴ×リヴァーガール)
- 芝1600~2000m
- 欧州牝馬マイル3冠、AMC完全制覇が狙える
- 金殿堂は堅い
距離適性の面から国内牝馬3冠は無理ですが、間違いなくこの世代最強の牝馬です。贅沢プレイの極みとしては、テイエムオーシャンで海外を戦って、後述しているローズバドを使って国内を戦うというパターンを推奨します。
また欧州牝馬マイル3冠は安定して獲れますし、安田記念のアグネスデジタル次第によっては2年連続でのAMC完全制覇も狙えるでしょう。牡馬に混じっても負けませんし、海外牝馬限定GⅠを走らせていれば安心して見ていられるレベルです。
史実では5歳の8月がラストラン。普通に走らせていたら5歳の序盤で劣化が始まるので、おそらく史実通りの引退になるでしょう。
ローズバド(サンデーサイレンス×ロゼカラー)
- 芝1500~2500m
- 作為すれば牝馬3冠、金殿堂が狙える
- ジャパンカップなどを勝ったローズキングダム(2007)の母親
テイエムオーシャンさえいなければ、この年の牝馬戦を制することができる逸材です。ただし両者の差は非常に大きいもので、リセットどうこうで覆せるものでもないので、両方を所有するかテイエムオーシャンを避けるかした方がいいでしょう。
史実では6歳の3月がラストラン。そのまますぐ種付けされ翌年にローザブランカ(2005)を産んでいますが、収録されていないので消失を気にする必要はありません。
ビリーヴ(サンデーサイレンス×グレートクリスティーヌ)
- 芝1200~1400m
- 銀殿堂以上が狙える
- 5歳一杯で引退しないとファリダットが消失。
適正距離的にマイルはキツイので、じっくり育てて国内外のスプリント戦で活躍してもらいましょう。3歳の後半には勝った負けたのレースができるようになり、4歳以降は割と安定してきます。
国内のスプリント戦は同期のショウナンカンプが厄介なのと、そもそものレース数が少ないので活躍は難しいですが、とにかく体調が許す限り海外のスプリントGⅠを走らせることで、GⅠ2桁勝利も見えてくるのではないかと(1期下のサイレントウィットネスが厄介)。
史実では5歳の10月がラストラン。5歳一杯で引退しないとファリダット(複数の重賞レースで上位入賞)が消失します。
ツルマルボーイ(ダンスインザダーク×ツルマルガール)
- 芝1600~2800m
- 6歳一杯で引退しないとエコパンが消失
安田記念の優勝の他、数々の国内GⅠで2着という成績を残した競走馬。成長が遅め持続なので調教のしがいこそるものの、史実同様あと一歩届かずという展開に悩まされるケースも少なくありません。
精神力が低いせいか海外レースで活躍するのも難しく、国内もGⅠとなると手薄なレースそのものが無く、贅沢プレイ以外でのニーズはないように思います。
史実では6歳の12月(有馬記念)がラストラン。7歳を走ってしまうとエコパン(無札)が消失します。
カルストンライトオ(ウォーニング×オオシチマルチア)
- 芝1000~1400m
- サマースプリントが狙える
ビリーヴ、ショウナンカンプに次ぐ、この世代第三のスプリンター。活躍できるようになるまでに時間は掛かりますが、本格化してからはスプリント戦線の最前線で活躍することが可能です(GⅠで勝てるとは言ってない)。
夏馬、ローカルを生かしてサマースプリントに向かう分にはOK。ただし精神力が低いせいで海外に活路を見出すことは難しく、オマケに賢さも低いので銀札の価値には疑問が残るでしょう。
史実では7歳の10月がラストラン。翌年に産まれる予定の収録された史実産駒はいないので、8歳もフルで走らせてOKです。
銅札
ダンツフレーム(ブライアンズタイム×インターピレネー)
- 芝1600~2400m
- 上手くやれば銀殿堂以上が狙える
銅札として考えると能力は非常に高く、史実では宝塚記念も勝っているGⅠ馬です。ただし本作で宝塚記念を勝てるかと言えば非常に難しく、国内GⅠで戦うなら作為無しでは1勝もできなくても不思議ではありません。
強い馬を押さえて海外に送れば国内で幾つかGⅠを勝てますし、この馬を海外の手薄なGⅠで走らせてもいいでしょう。作為無しでも手薄なところをかき集めればGⅠ5勝以上は射程範囲です。
史実では7歳の1月がラストラン。ただし普通に走らせていれば5歳の折り返し頃には劣化が始まるはず。史実産駒はいないので、消失を気にする必要はありません。
トーシンブリザード(デュラブ×ユーワトップレディ)
- ダート1400~2200m
- 上手くやれば銀殿堂以上が狙える
同世代と比べて早い時期から長く活躍できるのが強みです。海外GⅠは厳しい印象がありますが、地方GⅠでローテを組めば結構稼いでくれるでしょう。敵に回すと結構厄介なので、他の所有馬を勝たせるために押さえておくというのもオススメ。
史実では7歳の11月がラストラン。しかし鍋底でもありませんし、普通に走らせていれば4歳一杯で劣化が始まると思います。現実的にも5歳の中頃には勝てなくなるので、史実よりも早めに引退した方がいいかと。
ダイタクバートラム(ダンスインザダーク×スプリングネヴァー)
- 芝1800~3200m
阪神大賞典、ステイヤーズSを勝っている重賞馬。母スプリングネヴァーを所有していれば前年にダイタクリーヴァも手に入っているので、それなら持っててもいいかなという印象です。
敵に回すと菊花賞や天皇賞春などの国内長距離レースで主張が強いのに、自分で所有すると「条件戦クリアできず→OPまで上がったものの距離が長めのGⅡは除外でGⅢの2000mは勝てず」という負のスパイラルに陥り、芳しくない結果になることも少なくありません。
史実では7歳の11月がラストラン。収録されている史実馬はおらず消失を気にする必要はないので、8歳をフルで走ってOKです。
赤札
ケイアイミリオン(アフリート×トーダンサー)
- ダート1900~2700m
- 長期的な活躍が期待できる
本格化するまでに時間が掛かりますが、地方ダート重賞やローカルダート重賞を中心に長期にわたって活躍できます。本格化してきた頃に3期下のシーキングザダイヤが出てきてしまうのが玉に瑕。それでも地方ダートGⅠで勝ち負けの勝負ができますし、そのうちの何回かは勝てるでしょう。
史実では11歳まで走っているので消失を気にする必要はありません。
テンシノキセキ(フジキセキ×ビーバップアルー)
- 芝1000~1400m
敵に回すとGⅠで見かけることが多いような気がしますが、所有すると急に走らなくなるような気が。成長が早めの割りには条件戦に苦戦する印象ですし、レースはスプリントしか選択肢がないためにGⅢを複数取れれば十分という気になります(ライバルも多いですし)。
史実では6歳の3月がラストラン。第一仔が2007年でしかも未収録なので、消失を気にする必要は無いです。
海外金札
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ガリレオ(サドラーズウェルズ×アーバンシー):金5枚
- 芝1800~2400m
- 作為すれば欧州3冠が狙える
- 種牡馬としても期待できる
- 3歳で引退しないと多数消失あり
「水の上も走ることができる」と言われた名馬。史実でも英ダービー&キングジョージの2冠を達成しており、ゲーム内では欧州3冠も狙えます(2期上のカラニシ、1期上のサキーが厄介)。
成長は早めですが、国内2歳GⅠはアグネスタキオンとクロフネに敵わないという印象。しっかり重賞を勝っておいて、3歳になってから海外遠征をするのがいいでしょう。ただし遠征の不利があるのか、敵に回したときほど強くないような気も。
史実では3歳の10月がラストラン。引退後は種牡馬としても大活躍でき、勝手に系統確立もしてくれます。3歳で引退しないとレッドロックス、シックスティーズアイコン、ヘリオスタティックなどが消失。
ポイントギヴン(サンダーガルチ×ターコズターン):金5枚
- ダート1700~2500m
- 米国3冠が狙える
史実の2冠馬。現実ではハイペースに巻き込まれて最初のケンタッキーダービーを落としてしまったようですが、ゲームなら米国3冠が狙えます。それも結構安定して勝てる印象です。
史実では3歳で引退しており、初年度産駒にゴービドウィンがいますが収録されていないので4歳を走ってもOK。
ファルブラヴ(フェアリーキング×ギフトオブザナイト):金5枚
- 芝1600~2400m
- 金殿堂は堅い
- 5歳一杯で引退しないと複数の消失あり
史実ではジャパンカップを含むGⅠを7勝している名馬。成長が晩成のため、若いうちは国内でも海外でもトップクラスには敵わない展開が多いですが、本格化すると一気に強くなります。
それまでは色気を出してキングジョージ等に出走してもまず勝てないので、手薄なところを拾いながら力が付くのを待つのがベストです。そこまで手薄なところでなくとも、超一流の敵が出場してこないレースであれば十分に勝てるでしょう。
史実は5歳の12月がラストラン。5歳一杯で引退しないとヒストリックスター(桜花賞を勝ったハープスターの母親)を含む複数頭が消失するので注意。
ストリートクライ(マキャヴェリアン×ヘレンストリート):金5枚
- ダート1500~2300m
- 4歳一杯で引退しないとストリートセンス、ゼニヤッタ等が消失
ドバイワールドC優勝馬ですが、本作でそれを再現するのは相当難しいです(そもそも推薦されることすら不可能に近い…)。2歳のうちに重賞を勝つことはおろか、勝負は3歳後半からだと思います。
国内ダートでもアグネスデジタル、ゴールドティアラ等に敵わず、苦汁をなめることになるでしょう。ようやく本格化してきたと思ったら消失があるために引退しなければならないというのももどかしいです。
史実では4歳の8月がラストラン。晩成なのに勿体無いような気もしますが、4歳一杯で引退しないとケンタッキーダービーなどを勝ったストリートセンス、BCクラシックなどを勝ったゼニヤッタとストリートボスが消失するので注意。
モーツァルト(デインヒル×ヴィクトリアクロス):金5枚
- 芝1000~1400m
- 自己所有しないと1世代残しただけで他界してしまう
- 3歳一杯で引退しないとアマデウスウルフが消失
敵に回すと結構強かったような印象がありますが、自己所有すると距離適性が使いにくくて仕方ないです。2歳から活躍できるものの、3歳になって古馬戦の短いところに向かってもまず勝てないでしょう。丁寧に国内の短い重賞を勝ってから海外に行くか、そのまま国内のスプリント重賞を走るかの2択がオススメ。
史実は3歳で引退。4歳まで現役を続けると銅札のアマデウスウルフが消失します。
アゼリ(ジェイドハンター×ゾディアックミス):金札3枚
- ダート1600~2000m
- 牝馬限定ダートでほぼ無敵
- GⅠを2桁勝っての金殿堂は堅い
生涯を通してGⅠを11勝した歴史的名馬。成長的にもトリプルティアラには間に合いませんが、長期的に牝馬限定ダートGⅠで荒稼ぎすることが可能です。
史実は6歳一杯で引退。2007年に初仔が誕生していますが未収録なので、7歳を走っても問題ありません。
コンガリー(アラジ×マリズシーバ):金2枚
- 金札2枚としては破格のコスパ
- 金殿堂は堅い
- 6歳一杯で引退しないとジェラニモが消失
低難易度であればポイントギヴンやストリートクライ相手にも負けっぱなしではありません。この両者と比較すると3歳戦は厳しいですが、消失を気にせずに6歳一杯走れるのが嬉しいポイント。
下手に国内を走ってアグネスデジタルとぶつかるよりは、ガンガン海外を走った方がいいでしょう。ペガサスワールドカップ、ドバイワールドカップも狙えますし、稼げる額だけで考えたら同世代の中でもピカイチ。
史実では6歳の5月がラストラン。5歳の終わりには劣化が始まっていることが多く、史実以上に引っ張ることは考えにくいですが、もし7歳以降も現役を続けてしまうとGⅠを2勝しているジェラニモが消失します。