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【SA:O】ソードアート・オンライン-ホロウ・リアリゼーション-をプレイしてみた感想・レビュー【プレイ日記】

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過去作やアニメなどについての知識は全くないのですが、ケータイのアプリやら風の噂やらを聞き「何やら面白そうなゲームがある」ということで気になっていたのが、コチラの『ソードアート・オンライン-ホロウ・リアリゼーション-』です。

発売まであとわずかという段階で、なにやらDL版を予約購入した人のみ限定でβ版が楽しめるということなので、迷った挙句に購入してしまいました。PS4版にするかVita版にするかは最後まで悩みましたが、私はPS4版を購入することに。

予備知識が全くない中で始めたSA:Oですが、サクッとプレイしてみたところ「非常に面白い」という印象を受けました。戦闘システムなどは、まさに秀逸と言っていいでしょう。少なくとも、発売されてからの『大コケ』は考えられない出来です。

今回は『ソードアート・オンライン-ホロウ・リアリゼーション-』の先行プレイを通じて思ったことを、レビュー・感想として綴っていきたいと思います。

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舞台はVRMMO

NPCと呼ばれるキャラたち(私の中での認識は、ドラクエで言う武器屋のおっちゃん)が非常に重要な立ち位置にいるゲームという印象を受けました。本作は『ソードアート・オリジン』と呼ばれるVRMMOが舞台となっています。

仮想世界の中で、NPCキャラクターとも一緒に行動できるというのが本作の醍醐味なんでしょうかね。いずれにせよMMORPGっぽい世界観がしっかりと再現されています。(個人的には過去に流行った『.hack』というゲームを思い出しました)

短めのOPムービーなので、世界観が全くと言っていいほどわからないままですが、非常にドキドキさせてくれる導入部分と言えるでしょう。

 

キャラ作成

優柔不断な私のような人間にとって、嬉しいような悲しいような・・・。非常に悩んでしまうのが『キャラメイキング』です。「あーでもない、こーでもない」と30分以上格闘してしまうこともしばしば。

細部に渡って細かなパーツを選び、自分だけのキャラクターが作れるようです。正直デフォルトのままでもいいかなと思いましたが、せっかくなので簡単にイジることに。

目のバリエーションが少ないせいか、よほどの変わり種を選ばない限りは似たような顔つきになってしまうような気がします。声のパターンも何通りかあるんですけど、ゴツイ声に合わせた顔が作れないのは残念ですね。

身長や体の大きさも選べるようですが、とりあえず身長だけ中間より1つ大きくしてみました。武器は迷わずKATANAです。輪郭とかゴツくできたら面白かったんですけど、とりあえずこれで進めていきたいと思います。

あ、ちなみに防具を変えるとグラフィックも変わるので、その辺も楽しめる要素だと思いますよ。

これとか完全に変質者でしょ。

 

 

(2016/10/24追記分)

見た目や名前など物語の最初に決めた項目は、ゲーム開始後も宿屋の自室にて変更が可能でした。

あまり深く考えずとも後で修正できるので、思い思い作ってみてはどうでしょうか。

 

フィールド画面

通常画面

お世辞にも綺麗とは言い難いグラフィックです。ここだけ見たら、正直言ってPS4である必要は無いんじゃないかと思います。(Vitaで十分なんじゃないかと)

PS4でもヌルヌル動く感じではないので、PS4版かVita版かで悩んでいる人が、映像の面で悩んでいるんだとしたら、Vita版でもいいかもしれませんよ。

これまでずっとシームレスのゲームで遊んできたので、街の移動の途中途中に入るロード時間が少し気になりました。決してストレスフリーな感じではないので、間違った方向のMAPに進んでしまい、また戻らなければならない場合は若干ストレスを感じそうです。

 

切り替え

面白いなと思ったのは「視点の切り替え」です。角度なんかも変えられるのですが、驚いたのは1人称の視点にも切り替え可能という部分。例えば上記の画像から切り替えると・・・。

お店の看板の文字までクッキリ読めます。この辺りはVRを意識しているのか、非常に面白いなぁと思いました。

ただ、慣れていないせいなのかわかりませんけど、すこぶる酔います。なので、この先も1人称でプレイすることは恐らくないかと。

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バトル

少し複雑なアクション

テイルズやスターオーシャンを思わせるようなアクションバトルですが、慣れるまでは色々なコマンドがあって大変そうな印象です。序盤から既に「攻撃ボタン連打のゴリ押し」は通用しない気配を感じたので、それなりのプレイヤースキルも求められるでしょう。

携帯アプリのMMORPGなどとはまた違う、少し入り組んだ操作性なので、良く言えばやり応えがありますし、悪く言えば複雑といったところですね。ただ、自分の思うように綺麗に決まったときの爽快感は非常に大きいです。

 

連携

この辺りからオッサンゲーマーにはキツイ要素なんですけど、コンボやら何やら色々な要素があるみたいです。そして意図的に連携した攻撃も可能なんだとか。

この辺は色々やってみながら学んでいくしかないですね。現段階では、私自身よくわからずにプレイしています。

 

イイね!

オンラインゲームと言えば「様々なアクション」が連想されますが、本作においても「イイね!」が採用されており、仲間の行動を褒めることでAIが変化する様子。

例えば回復魔法に対して「イイね!」を積み重ねれば、頻繁に回復してくれるキャラに成長してくれるってことなんでしょう。ここは素直に面白いと思います。

問題は戦闘にテンパりすぎて、敵の攻撃を回避したいタイミングで間違って「イイね!」をしてしまうことくらいですかね。

 

バトル画面

戦闘フィールドでは、他のパーティーがモンスターと戦ってました。こういうのがオンラインゲームっぽくて面白いです。操作方法がわかってなくて不安なので、あたかも助太刀っぽい雰囲気を装いながら乱入し学習します。

序盤から既に、攻撃ボタンだけでは苦戦するような感じでした。うまく相手の攻撃を避けながら、仲間と連携していくことが大事なようです。

バトルフィールド上には様々なクエストがあったりして、クリアすることで貴重な宝箱などが手に入ります。中身がいいアイテムなんかはモンスターが直々に守っていたりもするので、少し厄介な部分も。

街で請け負うことのできるミッションでも「〇〇を数体倒せ」や「〇〇を集めて来い」などのミッションがあったので、バトルフィールド上をうろちょろしているだけでも退屈しなさそうな気配すら感じます。

 

前作を知らなくてもOK

所々で補足説明が入るので、私のように今作からSAOを楽しもうとする層にも優しく考慮してありました。もちろん、シリーズを通して遊んでいるプレイヤーは文句なしに楽しめることと思います。

ALOだのMMOだのYMOだのYAHOOだの色々出てきて、思わずチンプンカンプンになってしまう場面も少なくありませんが、徐々に頭に入ってくるでしょう(絶対とは言ってない)

(2016/10/30内容追記分)

前作と照らし合わせるような内容がチラホラ出てきました。前作をプレイしている人であればスッと頭に入るような内容だと思うのですが、今作が初プレイだと「もしかしてこういうこと?」というような予想で進まざるを得ません。

おそらくその予想は高確率で当たっているかとは思いますが、少しモヤモヤのようなものが残るという人もいそうなので、そういう人は前作をプレイしてからの方がいいかもしれませんね。私は問題なく楽しめています。

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仲間キャラ育成

バトルAI

仲間キャラもそれぞれ意思を持っていて、ある程度どのようなキャラにしたいかを誘導できるようです。仲間の行動に対して「イイね!」することで、その「イイね!」された行動をしやすくなるんだとか。

なんとなく「ペットのしつけ」に似ているような気もしなくもありませんが、好戦的なキャラにしたり回復に特化したキャラにしたりなど、仲間キャラとコミュニケーションを取ることで誘導できるのも、本作の楽しみの1つと言えるでしょう。

 

親密度

親密度というか、ものすごく仲良くなれるようです。フィーリングの中に【恋人気分】という項目があるので、異性のキャラとの関係を深めることができるみたいですね。

β版では体験できないようですが、仲が良くなると「お姫様抱っこ」や「添い寝」もできるんだとか。自分の好きなキャラはもちろん、もしかするとNPCとムフフな関係になれたりするのかもしれません。

今回β版をプレイしてみて、なんとなくですけど「美味しい部分は製品版で」という制作側の意図をひしひしと感じるので、なんだか期待できそうですよ。

 

NPCキャラとの交流

街の掲示板に貼られるクエストはNPCによる依頼らしいのですが、クエストをクリアしたりすることでNPCから「お近づきになりたい」というようなアプローチがくることがあります。

仲良くなれば一緒に冒険に繰り出すこともできますし、鍛冶屋からアプローチがきたこともありました。うまく交流していくことで、有利に冒険を進めることができるのかもしれません。

NPCにもそれぞれ特徴や個性があるので、仲間の数やバリエーション、そして楽しみ方も豊富なのが今作の大きな魅力と言えるでしょう。

 

少し気になったポイント

仲間のAIがかなり残念

特に大きい敵と戦っている場合、顕著に感じることが多いのですが「味方の頭が悪い」のが気になります。敵が大きい攻撃を仕掛けてくる際、攻撃範囲が赤く表示されることがあるのですが、避けてくれません。(むしろ「待ってました!」と言わんばかりの勢いで突っ込んでいくことも)

バトル中に倒れた場合、生き返らせることができるのですが、生き返ったばかりで少ないHPなのにも関わらず特攻していくので、バトル中に蘇らせることに対してデメリットしか感じません。

確かに仲間との連携攻撃は強いんですけど、ソロプレイの方がストレスがない分いいのかなぁと思うようになったほど「AIがかなり残念」です。

 

バグが多め

本作においては、アクション性の非常に高いスリリングなバトルが魅力なのですが、フィールドの移動にもある程度のアクション要素が取り入れられており、その結果「行ける場所といけない場所の区別がつきにくい」という状況にあるような気がします。

登れる岩と登れない岩の区別がつきにくいせいで、目的の位置までスムーズに進むことができず、ストレスになる場面もありました。

それだけならいいのですが1番困るのは、壁に敵が埋まる場合があるんですよね。本作では「宝箱の周りの敵を一掃することで、宝箱が入手できる」という仕様なのですが、その敵が壁に埋まって出てこなかったり、登れない山の上に居て攻撃が当てられず、結果的に宝箱が取れないということが結構ありました。

バグと言っていいのかわかりませんでしたが、少し気になったので残しておきたいと思います。

※当方、初期PS4でソフトはDL版です。遊んでいる途中で落ちたのも数回ありました。

(2016/10/29追記分)

比較的わかりやすくスクショが撮れたので追記しておきます。ゲージ下の青っぽいのが敵なのですが、体のほとんどが壁に埋まっています。

壁に攻撃し続けて敵が近づいて来たらダメージを与えられますし、NPCは壁の中を通って追撃していました(笑)。

 

最後に

まだ導入部分しかプレイしていませんが、バトルを始め非常にやり応えのあるタイトルだと思います。アニメキャラが展開するイベントシーンに好き嫌いが分かれそうですが、本タイトルが気になっているというレベルの人は、購入しても損はしないと思いますよ。

一刻も早くプレイしたいという方は、プレイステーションストアで予約購入することで一足先に体験できるので、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。

また、パッケージ版についても間もなく発売されるので、色々な情報を集めながら待つのも1つの手段だと思います。個人的には「買って正解だった」と言えそうなクオリティを感じているので、早く製品版が発売されてほしいですね。

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