発売日に購入し、かれこれ100時間以上遊んだんじゃないかと思えるRDR2(レッドデッドリデンプション2)。
購入当初は「絶対にやり込んでやるぞ!」と意気込んでいたものの、なかなか始まらないオンラインや割と多いバグ、そして何より『取り返しの付かない要素』などによって、僕の心はかなり折られかけました。
その中の1つがチャレンジのギャンブラーです。特にギャンブラー8の「ブラックジャックで3ヒット以上して3回勝て」ってやつ。
クリアした時はまぁ嬉しいっちゃ嬉しかったけど、特に達成感とかも無く…。どっちかっていうと「あ、ようやく苦行から解放されたな」くらいの感じでした。
僕は龍が如くなどの遊べる要素が多いゲームが好きなのですが、そのゲームの本編と違う所で苦労させられるのは、ゲームとして違うんじゃないかと思っています。
例えば、RDR2で言えば「クーガーを6匹狩れ」もまぁまぁイラっとするレベルではありましたけど、それはまだ狩猟というRDR2の世界観を堪能できる部分なので、まぁ軽い不満は言ったとしてもそこまでじゃないんですよ。
なぜ、西部劇を堪能できるオープンワールドのゲームでブラックジャックをやり込まなくてはならないのか。
まず手札を21に近付けるっていうカードゲームで、3回以上のヒット(合計5枚以上のカード)をして、何になるのか。
4枚目まで順調だったのに、5枚目で一気にどん底に落とされてしまった時の絶望感…。これならまだ良いんですよ。
やっとこさ5枚のカードで21が成立しても、その時に限って親も21っていうね。
結果から言うと×ボタンの連打でクリアしたわけですが、画面を見るのは精神衛生上も良くないので、連コン使ってテレビでも見てるのが得策です。
僕の場合は、初めて成功するまでに2時間かかりましたが、その後の2回は30分ずつくらいで成功したので、正味3時間×ボタンを連打してクリアしたという感じですね。
これが8だから9と10はどんだけキツイんだと思ってたら、ギャンブラー9はドミノ3連勝、ギャンブラー10はポーカー3連勝ということで、苦行すぎる8に比べたらすんなりクリアできました。
そして何とか手に入れた東部の伝説コスチュームも「これじゃない感」が半端ない。
なんかダッチを連想させるような雰囲気があると思いませんか?
個人的に今作でダッチは、ギャングの対象としての資質というか信頼というか…評価を大幅に下げたんじゃないかと思っているので、それっぽく感じてしまうこのコスはあまり使いたくないというのが本音です。
ぶっちゃけクーガーの6匹弓矢で軽く愚痴を言ってた頃の自分に教えてあげたい。
標本ミッションでフクロネズミが見つからなかったことで発狂しそうになっていた自分に教えてあげたい。
アルジャーノンのアカゲサギが全然出てこなくてキレかけてた自分に教えてあげたい。
…今回の鬼門は間違いなくギャンブラー8だと。
あ、ちなみにゴールドラッシュは70個でOKみたいなので、そういう意味では楽でした。
全部金メダルにしようと思ったらキツイと思いますけど。
そして少しでも楽をしたいというか「RDR2がやりたいんだよ、ブラックジャックがやりたいわけじゃないんだよ!」というプレイヤーは、連射コントローラーによる×連打放置を推奨します。