2017年7月にSteamでリリースされた城下町作成シミュレーションゲーム「KINGDOMS AND CASTLES」をプレイしてみました。
定価で購入しても1000円以内で購入できるお買い得なゲームなのですが、今回はセールにて30%OFFの686円で購入できるということで、特に事前調査などはせずにポチってみたところ、街づくりゲーが好きな僕にとっては買って正解のゲームだったと言えます。
というわけで今回は「Kingdoms and Castles」をプレイしてみた感想・レビューについて書いていきますので、本作の購入を悩んでいるという方はぜひ参考にしてみてください。
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Contents
「Kingdoms and Castles」ってどんなゲーム?
本作は城下町を発展させることを目的としたシミュレーションゲームです。
森林を伐採して木材を手に入れたり、鉱山から石材などを手に入れてそれを加工し、城下町に必要な施設・設備を充実させながら住民を増やしていくという流れとなっています。
住民には満足度のようなパラメータが用意されており、これを高い水準で保つことができれば少しずつ移民者が増えていくというシステムになっているので、豊潤な食物をキープしながらも、娯楽や医療などが充実している町づくりが求められます。
スパイスとしてドラゴンやバイキングが町を破壊しにくるので、それらを撃退するために軍備を整えることも重要です。
ランダムに生成される土地の特徴を見極め、どこに何を配置すれば最適な町づくりが行えるか、何度もプレイできる仕様のシミュレーションゲームと言えるでしょう。
「Kingdoms and Castles」の良い点・悪い点
良くも悪くも王道の街づくりシミュレーション
この手のゲームが好きな人からすると、正直言って可もなく不可もなくという無難な内容になっています。
少しレゴっぽい見た目のキャラクターがちまちま動く様子を眺めることもできますし、必要な部材を建設現場に運んでいる姿を眺めているだけでも楽しめるという人なら、金額分の楽しみは十分に得られるでしょう。
目標が住人を増やすことになっていて、ある程度の区切り区切りで派手な通知がある他には特に特記すべきこともなく、悪く言えば非常に単調なゲームと言っていいかもしれません。
ドラゴンやバイキングなどの邪魔が単調
プレイヤーに緊張感を持たせるためのイベントとして、定期的にドラゴンやバイキングが町を襲ってきます。…が、序盤こそ苦戦するものの、町づくりが軌道に乗ってしまえば何てことはないです。
ドラゴンに町を燃やされたり、バイキングに国庫を奪われたり住民を拉致されたり…。ちゃんと撃退できないと住民の満足度が下がり、場合によっては町が壊滅に追い込まれるという仕様になっているのですが、これも非常に単調です。
例えば、こういうのって通知なしで急に来るから驚くと思うんですけど、ご丁寧に「いつ襲ってくるか」を通知してくれます。そしてバイキングはまだ徐々に強くなっていくのが分かるのですが、ドラゴンの方は強くなっても弱いです。
もうちょっとイベントがあれば楽しめるような気もしますが、個人的にはちょっと物足りない気がしました(天候によって不作、豊作があるとか)。
「Kingdoms and Castles」の素直な評価
- 町づくりゲーが好きな人におすすめ
- 1000円だし…と割り切れる人ならアリ
僕の素直な感想としては「町作りゲーが好きならそれなりに楽しめると思うけど、もともと1000円くらいのゲームだし、そんなに過度な期待をしないのなら買う価値はあると思う」という感じです。
2000円なら絶対に買ってないし、勝手なことを言わせてもらうと「スマホのゲームアプリで500円って言われても納得できるレベルのゲーム」という印象でした。
僕の場合は30%OFFで購入出来て、しかも町づくりゲーが好きなのでそれなりに楽しめましたが、自信をもって人におすすめできるかと聞かれれば、なかなか難しいのではないかと思います。
ちなみにプレイ時間は21時間で実績もコンプリートしました。時間的には15時間くらいでもうお腹いっぱいだったんですけど、どうしても実績コンプがしたくて頑張りました。
1000円のゲームで10時間以上遊べるという意味では、非常に遊びやすくて手軽なシミュレーションゲームなのかなと思います。
ちなみにもうアンインストールして、おそらく再インストールすることはないかと。
最後に
「Kingdoms and Castles」はどちらかというとライトゲーマーにおすすめなゲームだと思います。
色んなシミュレーションゲームをやり込んできたという人にとっては、確実に手ごたえが弱く感じてしまうと思うので「町づくりゲーはそんなにやったことないから、ほのぼの楽しめるやつがやってみたい」とか「急に休みが出来て暇だから、ちょこっと遊べる街づくりゲーないの?」という人にピッタリです。