本作において1番最初のシナリオである『鴨志田編』は、ほとんどチュートリアル的なポジションのストーリーと言っていいでしょう。
随所に「本作の楽しみ方」などのレクチャーを加え、ペルソナ5の世界観を学ぶ場所といった立ち位置だと思います。
そんな鴨志田編ですが、やれないことが多いものの、元々やれることが多すぎるという部分と、先の展開が気になるシナリオということで、プレイしていて全く苦痛ではありませんでした。
そして、ここをクリアしてから(正確には鴨志田編の中盤頃から)自由度が遥かにアップします。
クリア後には怪盗団なんかも結成できるので、より多くのことができるようになっていくでしょう。
今回は『鴨志田編のプレイ日記』を書いていきたいと思います。
※ネタバレあり。
Contents
超絶ゲス野郎の鴨志田
元オリンピックの金メダリストなんだそうです。
バレー部顧問で、秀尽高校のバレー部を全国に導いたとか何とかで、それはそれは先生たちから熱い信頼を寄せられていました。
一方で、主人公との出会いが最悪だったことや、生徒間での噂があまり良くないということもあり、一瞬にして「なにこいつ?最低野郎だな」という意識が芽生えてきます。
自分の権力を使って、生徒を退学させようとしてるという『とんでもない教師』です。やたら人に向かって「クズ」だの何だの言ってきます。
しかも機嫌が悪い時には特訓とか指導という名目で、部員に手を上げているという噂も。
更には、初めてできた友人・坂本竜司と過去に何かあったらしく、その伏線がうますぎ。やたら引き込まれるシナリオでした。
ちなみに女子生徒には、セクハラ三昧だったようで。
肝心な『行為の内容』については、漠然とした表現を使って明言は避けているものの、被害を受けた女性生徒が飛び降り自殺を図っているため、内容は相当なものだったと思われます。(これ、アニメ化したら大人たちが騒がないだろうか・・・)
そして、部員にセクハラ三昧&金メダリストってのが、なんかペルソナっぽさを感じます。
なんとなくですけど「モチーフになった人物がいたんじゃないだろうか」と。(柔道のあの人とか)
退学まで〇日
確か4月末から5月頭あたりの間までにクリアしなければならないという制限時間が設けられているため、適度にダンジョン(パレス)に行ってレベルを上げつつ、プライベートを満喫していました。
プライベートでは図書館で勉強したり、バッティングセンターで遊んだり、キーピックを作ったり・・・。とにかく色々やっていました。
放課後にパレスに行っちゃうと夜は寝るだけになってしまうので、必然的にパレスはサボり気味になっていたかもしれません。
あ、ちなみにキーピックですけど、何気に必要とする機会があるんで最低でも3個くらいは常備しておいた方がいいと思います。
作れば器用さも上がるし。
注意
プライベートをギリギリまで堪能していたら、思わず制限時間を迎える寸前でした。
1回パレスに行ったら、あとはとことん限界までレベルを上げていたので「おそらく勝てるだろう」くらいのレベルまで一気に上げ、マップも全て把握した状態で、アルバイトや勉強に明け暮れていました。
そしたら、あまりにも仲間たちがパレスに誘ってくるので、残り3日くらいの時点で「仕方ねぇなぁ」くらいの感じで行ったら「予告状を出すことが必要」とか言われて、ボス戦どころかパレスから戻って、現実世界の鴨志田に予告状を出すハメに・・・。
「最後のMAPでボス戦だと思って、ギリギリまで待ってたら詰んだんじゃないだろうか?」と思わずにはいられません。みなさんは余裕のある行動を。
掘り出し物
自由行動できるようになったら、自宅(喫茶店)近くの『業務用スーパー』に良いアイテムが売っていたので、迷わず買いました。
1個しか買えませんが『春の果物バスケット』という回復アイテムが1200円で売っています。味方全員がHP80回復するという優れ物です。
しっかりレベルを上げていけば、鴨志田編の戦闘で困ることはないと思いますが、一応持っておくと非常に便利なアイテムではないでしょうか。
パレス攻略
現段階では『攻略』と言うほど難しい部分も出てきてないんでアレですけど、最初はステルスアクションのような「排気口を潜って進む」とか「壁を昇ってシャンデリアの上を駆け抜ける」というのが斬新だったのに対し、最近ちょっと飽きてきました。
カメラワークの問題なのか、常に走っているからなのか、行きたい方向じゃない方向に行くことが多々あります。・・・これも慣れてきたら改善するんですかね。
その操作性のせいで、上ったり下りたりを繰り返す部分は、正直「面倒」以外の何物でもないです。
普通のゲームだと「方向キー+✖ボタン」とかで走ったりするじゃないですか?いつも「普通に歩くアクション要らないから、常に走らせとけ!」とか思ってましたけど、それは私の勘違いだったんだなぁと思いました。
鴨志田戦
最初は「攻撃力の割に堅いなぁ」と思い、不安で仕方ありませんでしたが、ちゃんと『イベント要素』があるので、問題ありませんでした。
難易度はノーマルでレベルは11でしたけど、苦戦することなくクリアできましたよ。
最後の最後までゲスな奴で良かった。ドラマなんかでも見ないくらいの徹底した悪役ぶりに脱帽です。
あらすじ再確認
時系列的に「あっち行ったり、こっち行ったり」と右往左往するので、最初は余裕がなくて、思わず導入部分のストーリーを忘れがちになってしまう人もいるかもしれません。(私です)
そんな人の為に、メニューから『過去のあらすじ』がテキストで再確認できます。
プレイしている方ならわかると思いますが、主人公の現在(取り調べ中)と回想シーン(本編でプレイする部分)を行ったり来たりするので、最初はワケがわかりませんでした。
鴨志田パレス潜入進行ログ
一応、潜入進行ログを記載しておきます。セーフルームの参考などに役立てていただけたら幸いです。
- 城内に潜入した
- セーフルームを発見した
- 西館2階に潜入した
- 古城の地図を入手した
- シャンデリア上の道を発見した
- セーフルームを発見した
- 東館2階に潜入した
- 東館3階に潜入した
- セーフルームを発見した
- 書庫の謎を解いた
- 東館別棟に潜入した
- セーフルームを発見した
- 礼拝堂に潜入した
- 中央塔に潜入した
- セーフルームを発見した
- 大鎌の仕掛けを止めた
- 王の間に潜入した
- セーフルームを発見した
- 宝物庫に潜入した
- オタカラのルートを確保した
最後に
最終的には、鴨志田にも正義の鉄槌というか『一種の制裁』が加えられましたが、なんとなく後味が悪くて、めちゃくちゃペルソナっぽいんですよね。
同時に、プライベートでもやれることが増えてきたので、非常に楽しみです。
「テスト対策しなさいよ」という煽りも受けました。・・・最近、勉強してなかったけど。
あ、それから。鴨志田編のクリアに伴って、怪盗団の名前を決めることになります。
デフォでもいいのですが、オンライン上で名前が出たりすることもあるようなので、変更したいという人は、プレイしながら考えておくのがオススメです。
鴨志田編も結構なボリュームがありましたし、5時間以上遊んでいますが、普通に面白いですね。
プレイし始めた当初と評価は変わらず『良作』と言っていいでしょう。今日からまた徹夜で遊び倒します。以上。
最後に②(2016/10/14追記分)
あまりにも鴨志田のインパクトが強すぎたので「鴨志田が最低だけど最高だ」という意味で、ネタ記事を書いてみました。
鴨志田に対して思う所があると言う人は、ぜひ一緒に読んでみてください。