Steamでバイオショックコレクション(BioShock The Collection)を購入し、プレイしてみました。
元々あまり興味のないジャンルで、近未来的な雰囲気を感じさせたり軽いホラーが入っているような印象があったので、ハッキリ言ってプレイする予定はなかったのですが…。
まぁレビューを見ていると絶賛のオンパレード!悪いレビューも大抵が「バグ」によるもので、その中でも「私の環境だからかもしれませんが…」とか「私の環境では問題なし!」などの意見が飛び交っているような感じだったので、とりあえずプレイしてみることにしました。
ちなみにセール中に購入し、バイオショックの1と2、そしてそれぞれのリマスター版、そして3作目のインフィニットやDLCが同梱されていて76%OFFの約1500円で購入です。
以下では「バイオショックってどうなの?」「これって自分にも楽しめるかな?」という人に向けて、ストーリー部分のネタバレは一切なしでプレイしてみた感想をレビューしていきたいと思います。
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バイオショックってどんなゲーム?
元々購入するきっかけになったのが「ゾンビゲーでも戦争ゲーでもない、バイオショックみたいなFPSゲーがもっと増えないかなぁ」という友人の発言でした。
ですが、1作目と2作目に関しては軽くホラーが入っているような気も…。少なくともホラーゲーが苦手な僕は、割と心拍数をあげながらプレイしていたような気がします。
基本的には「ストーリーに重きを置いた、FPS視点のアクションRPG」という感じでしょうか。所々にパズル要素、謎解き要素なんかもあり、時には2択を迫られることもあります。そして何と言っても、このストーリーに対しての評価が抜群に高い!
バトルにもスキルなどの概念があったり、難易度イージーなら「俺TUEEEゲー」、難易度がハードになっていくと「弾切れが気になる難ゲー」という絶妙なバランスであるにも関わらず、そんな作りこまれたバトルについて言及させないくらいの圧倒的な完成度を誇っているストーリーが最高なシリーズです。
獲得した経験値を使ってスキルを覚えるのですが、どのスキルを強化するかはプレイヤー次第。かつ、お金を使って武器をグレードアップするのですが、どの武器を愛用していくかもプレイヤー次第ということで、そのあたりの独自性も楽しめる要素の1つとなっています。
バイオショックコレクションをプレイしてみた感想・レビュー
バイオショック1 リマスター
- 環境によってクラッシュバグがひどい(僕の場合はハズレ)
- ストーリーは言うまでもなく傑作
- レベル引継ぎもあり、バグが無ければやり込みも可能
- ホラーゲーが極端に苦手な人以外にはおすすめ(ただしバグが無ければ)
まずはストーリーに対する評価が高すぎると言っても過言ではないシリーズ1作目ですが、これに関してはSteamのレビューを見てもらえるとわかるように、とにかくストーリーに対しての評価が抜群に高いです。
そして低評価を付けている人のほとんどが「クラッシュバグが酷すぎてゲームにならない」という感じ。ただし人によっては「俺は大丈夫だったけど?」って人も多いので、環境によるのかもしれません。
ただし僕からすると「これで大丈夫だって言うやつのレビューを上の方に持ってくんなよ!」って思えるくらいクラッシュしまくりました。
簡単に言うとゲームがステージ毎に分かれていて、オートセーブがステージの変更時に行われるので、クラッシュに備えて自分でもセーブしていかないといけないのですが…。そのセーブ時にクラッシュが起きます。
あとは道に迷ってマップを開こうとしてもクラッシュのリスクが高く、20分ほどプレイしていて「あ、セーブするの忘れてた」と気付いた時に、思い立ってしようとしたセーブでクラッシュし、20分がおじゃんになるということもザラでした。
僕の場合は1週目が12時間ほどで記録されていますが、クラッシュで溶けた分の時間を考えると20時間以上プレイしたんじゃないかと思います。そして2週目に挑戦しようとして、あまりにものクラッシュバグに途中で心を折られたという感じです。
トータルプレイ時間は17時間で、古い作品なのでもうアプデなどのバグ対策はないように思いますが、今の状態ではもう二度とプレイしないと思います。バグさえなければ実績コンプも目指すくらいのクオリティだったのに…。
周りの人があまりにもストーリーを絶賛するもんだから最後までやり切ったものの、何度諦めようと思ったことか…。そして肝心のストーリーに関しても伏線が複雑に入り組んでいたりして、正直にいうと「完ぺきに理解できたわけではなかった」という。
だから2週目に突入し、強くてニューゲームのようなものも用意されていたので「ストーリーのみに注目しながらサクサクできるなー」なんて思っていたら、クラッシュバグが多すぎて辞めちゃったという流れになりました。
世界観は暗めで、ホラーゲーが極端に苦手な人だと厳しいかも。
あと自身のプレイ環境でバグが起きるかどうかという部分はやってみないと分からないので、賭けてみる価値は十分にあると思います。僕もなんだかんだで最後までプレイしてますし。
あとは僕のようにバイオショクコレクションで購入していれば、リマスター版じゃないオリジナル版も同梱されているので、そっちにはバグが無いという人もいます。
ただそっちだと別で日本語化しないといけない(リマスターなら日本語字幕付き)とか、それでもバグがあるとか「結局、人による」という身もふたもない感じっぽいので、どうしても本作をプレイしてみたい人でリマスターがダメなら、オリジナルに挑戦してみてもいいかもしれません。
バイオショック2 リマスター
- 1をプレイしてからでないと楽しめない内容
- 環境によってクラッシュバグがひどい(僕の場合はアタリ)
- 1をプレイしてみて「面白かった!」という人におすすめ
個人的には「1がバグで酷かったから2からプレイしようかな」という選択肢がほぼ無いと思っていて、1をプレイした人だけがプレイする権利を得られると言っていいくらいの続編という印象を受けました。
こちらもバグが酷いという意見がレビューにあふれていますが、僕の場合はこちらは全く問題なし!ストーリーをずっとぶっ続けでやったにも関わらず、クラッシュバグは0回です(ちなみに1の方は、10分以上セーブをし忘れていると変な汗が出てくるというレベルでクラッシュしてました)。
プレイ時間は7時間です。前作をプレイしたことによって要領良くプレイできたこともあるでしょうが、多くの人はストーリーだけを楽しんで10時間くらいになると思います。
1リマスターの時にはあった強くてニューゲームが今作では用意されておらず、これによって「2週目はもういいかな」となったので、個人的には1回プレイしてみてお腹がいっぱいになりました。
ゲームの出来としてはやはり素晴らしく、バイオショックをプレイしてみて楽しかったというプレイヤーを更に満足させてくれる作品だと思います。
よく言えば正統派の続編、悪く言えば1のDLCでも良かったと思えるくらいの感じ。1をプレイしたなら、黙ってプレイしてみましょう。
バイオショック インフィニット
- 相変わらずストーリーが面白い
- 本作から始めても問題なし、バグ無し
- FPS視点に嫌いがなければ文句なしにおすすめ
2019年現在、バイオショックシリーズの最新作です。最新作とは言っても2013年のゲームなので、今から5年以上前のゲームですけどね。
本作に関してはバイオショックをプレイしていなくても問題なく楽しめると思いますし、過去の2作品と比較しても世界観がそこまで暗いわけでもないので、ホラーゲーが苦手だという人でも取っ付きやすいのではないかと。
ストーリーのクオリティが非常に高く、ゲームの序盤から伏線を散りばめられているあたりは流石の一言に尽きます。
過去2作品と比べて一気にグラフィックが綺麗になったというか、これまでは深海の物語ということもあって全体的に暗かったのですが、今作はとにかく明るいです。
それが関係しているのか、僕の場合はグラフィック酔いするほどでした。アクション部分もかなり進化していて、ジェットコースターばりのアクションをしながら射撃するシーンもあるので、所々休憩しながらプレイしたくらいです。
最低難易度でプレイしましたが、バトルの難易度はやや高めかも。アクションに自身の無い人はノーマルじゃなくイージーから始めるくらいで丁度良いような気がします。
プレイ時間は8時間と記録されていますが、本作に関しては時間が経ったらまたプレイすると思います。
さすがに3作連続でプレイしたので、ここらでちょっと別のゲームを挟みたいという気持ちが強いため、一旦小休止という感じ。
バイオショック3という名前でリリースされていないということもあり、本作からプレイしても十分に楽しめる作品です。個人的にはバイオショックコレクションを1500円で購入して、仮に1と2がバグで楽しめなかったとしても本作だけで十分に元が取れると思えるくらいのゲームでした。おすすめです。
最後に
バイオショックシリーズはプレイしてみて良かったと思える作品でした。ただし1のバグがあまりにもひどくて絶賛するわけにはいかないという感じですね。
CS版ならバグがないって話も聞くので、本体があるならソフトだけ中古で購入するってのもアリかも。そう思えるくらい内容は素晴らしいものでした。
これで1500円なら全然安いと思います。古いゲームですが今プレイしても問題ないクオリティだと思うので、気になるという人はぜひプレイしてみてください。