10/27に発売される『ワールドオブファイナルファンタジー』のデモ版が配信されていたので、とりあえずプレイしてみました。発売まで1週間を切った本作ですが、ナンバリングタイトルじゃなくて、スピンオフ・・・なのかな?
とりあえず『ダンジョン体験版』と名の付く無料配信されているゲームで遊んだ感じでは「私が予想していたファイナルファンタジーとは全く違う」という印象を受けました。
しかし、そこは良くも悪くも天下のスクエニが贈るファイナルファンタジーです。きっと本編では唸るような演出をふんだんに織り込んできてくれることでしょう。あ、もちろん体験版をプレイした感じでも驚く部分は多数ありましたよ。
今回は『ワールドオブファイナルファンタジーのダンジョン体験版をプレイしてみた』ということで、早速ですが雑感などを書いていきたいと思います。
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Contents
本当のファンタジーっぽい
見出しにも書きましたが「ファイナルファンタジーと言うよりも、本当のファンタジーっぽい!」というのが第一印象です。
絵本のような始まりで、キャラクターのグラフィック自体も、まぁ綺麗なことは綺麗なんですが、いわゆる「ファイナルファンタジーのナンバリングタイトルっぽさ」は皆無です。
最初見た時は「キングダムハーツっぽいなぁ」と思いました。マスコット的なキャラが目を引きます。光の質感などはPS4の性能を遺憾なく発揮していると言えますが、こういう路線で勝負するなら携帯機で全然いいんじゃないかなぁというのが本音です。
ダンジョン画面
遠近感がすごい・・・。昔はSFC→PSに移行した際のタイトル『ファイナルファンタジー7』の時のグラフィックの変化にものすごく感動したのを覚えていますが、その比じゃないですね。気付いたらすごいことになってます。
こちらでは本当に「ツムツムか!」と言わんばかりのグラフィックになっていますが、どうやら設定でキングダムハーツっぽい等身に変えられるので、お好みでどうぞって感じでした。
ただし、フィールド上に存在するレジェンドキャラクターがツムツム等身のため、世界観的には2等身キャラでプレイするのが正解なのかなぁと。
レジェンドキャラクター
歴代のファイナルファンタジーのキャラが登場するということで、シリーズを通してのファンにとっては、たまらない仕様になっています。上記画像は13の主人公のライトニングでしたっけ?(私は13をプレイしていないので、よくわかっていませんが)
他にも色々なキャラが出てきたので、簡単にご紹介します。
ユウナ(FF10)
FF10は本当にやり込んで思い入れの強いタイトルなので、そのシリーズのキャラが登場するのは感慨深いものがありますね。・・・ジェクトとか出てこないかなぁ。
上記はユウナですが、たぶん杖を持たせてくれていなかったら、ユウナだと気付かなかったかもしれません。ユウナというか、完全にボンバーマン寄りですよね。
エドガー(FF6)
私と同世代の人間は特に、ニヤリとせずにはいられないであろうエドガーの登場です。かいてんのこぎりでお世話になったのを覚えています。
こんな感じで登場されると、正直言って「服装で見分けるしかない」と思うんですよね。「マッシュは露出の多い服装で出てくるんでしょ?」みたいな。
ちなみにマッシュも出てくるかと思って捜索しましたが、体験版では確認できないのかもしれません。
クラウド(FF7)
ここはもう髪型だけでバッチリです。というか本作の主人公がまたクラウドとかティーダ系統の顔をしているので、区別が付くかどうかが心配でしたが、そのへんは全く問題ありません。
背中の剣が可愛いです。セフィロスは出てきそうな気もしなくもないですが、ザックスはどうなんだろうなぁ。出てきたら嬉しいです。
ティーダ(FF10)
必殺技?みたいなもののコマンドで『エースオブブリッツ』ってあるんですけど、それを使用するとティーダが登場しました。この勢いだと『超究武神覇斬』も間違いなくあるでしょうね。『夢幻闘舞』とかもあるんだろうなぁ。
そう考えるとすごくワクワクしてきます。過去作を幾つも体験している人は、想い出補正なんかも相まって非常に楽しめそうな予感です。
あ、ちなみにこのエースオブブリッツ、技を出したらムービーが無駄に長いです。体験版だからかカットできなかったんですけど、本作でもコンフィグ等でカットできなかったら、恐らく発狂します。
バトル
マスコットキャラでフィールドを歩くシステムなので、テイルズチックなエンカウント方式(敵キャラもフィールド上に出現し、接触するとバトルに発展)かと思いきや、普通に画面が割れてバトルに発展する、従来のファイナルファンタジー通りの感じでした。
今作における大きなポイントは『ミラージュ』と呼ばれる、モンスターを集めて育てるシステムです。
ミラージュ
端的に言っちゃうと『ポ〇モン』みたいな感じです。敵を弱らせてモンスターボールみたいなのを投げて捕獲できれば、自分の頭上にツムツムできると。
わかりにくいですが、上記画像でも頭の上にツムツムしています。現段階の予想では、歴代の召喚獣なんかもミラージュとして登場しそうな感じなので、バハムートもマスコット化して頭にツムツムできるかもしれません。
もしかしたらシンも・・・。それはないか。
仲間にしたベヒーモス
仲間にできる条件は、モンスターごとに異なるようです。敵が光ったら捕獲できるチャンスらしいのですが、光っていても捕獲できるとは限りませんし、光らせるための条件もあるんじゃないかなぁと思っています。
単純に痛めつけるだけでは光らないモンスターもいたので、そこで属性攻撃などを駆使していくんでしょうかね。いずれにせよ、モンスターはすべて仲間にできるらしいので、やり込み要素としても相当ではないでしょうか。
BOSS戦
体験版はダンジョン捜索~イフリートとバトルで終了です。時間にして30分程度でしょうか。
このボスバトルでは、頭上のツムツムを崩したりなどの戦略的な要素が垣間見えました。単に攻撃のゴリ押しだけで何とかなるようなゲーム性でも無さそうです。なんと言っても仲間にしたいですからね。
マスコットキャラからくる「ほんわか感」みたいなものに騙されていると、うっかり足元をすくわれかねないシステムと言っていいでしょう。しっかり作り込まれたバトルシステムだなぁと思いました。
最後に
正直、発売日前後で名作ソフトが多数発売されるので、購入するかどうかは現段階では悩んでいる状態です。ただ体験版をプレイしてみて、思っていたよりも深いゲーム性で楽しめるんじゃないかと思いました。
何度も言うように「過去作をプレイしてきた人」にとっては、懐かしさから非常に楽しめるゲーム性だと思います。まぁ、ヘタすると「過去作を汚すな!」みたいな出来になってしまうことも、無いとは言い切れませんが。
個人的には第2候補くらいに置いています。発売日が過ぎてレビューを見て、高評価だったら購入するかもしれません。興味のある方は初回特典もあるようですので、ぜひチェックしてみてください。