元SMAPの木村拓哉さんが主演を務めるPS4用ゲームソフト「JUDGE EYES 死神の遺言」の体験版をプレイしてみました。
これまでは「龍が如く」というタイトルで登場していたゲームソフトを、舞台や世界観は残しつつ、全く新しいゲームに仕上げたのが本作です。
体験版でも1章を丸々遊べる&製品版にデータを引き継ぐことができるということでしたので、迷わず遊んでみましたが非常に面白かったですね。
以下では「ジャッジアイズの体験版で遊んでみた感想・レビュー」について書いていきたいと思います。
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良さそうな点、面白そうな点
ストーリーに抜群の期待
主人公の八神こと木村拓哉さんは、元弁護士の探偵です。
弁護士だった時代に殺人犯を無罪にしてしまったようで、その犯人が野放しになった瞬間に恋人を殺して放火までしたらしく、世間的には「木村さんが犯罪者を無罪にしたせいで、新たな被害者が出てしまった」的な感じになっています。
ヤクザとも繋がりがあり、このあたりは龍が如くシリーズである所以を感じさせられるところなのですが、ヤクザの抗争や謎解き要素、そして裁判の行方のようなものがとにかく面白く感じました。
ぶっちゃけ第1章を丸々遊べるという大盤振る舞いに感謝しなければならないのですが、あまりにもの面白さに「発売日までストーリーが気になって生殺し状態」のような感じです。
最初は、木村さんが元弁護士をやるっていうことで、HEROがチラついて仕方なかったんですけど、これはこれでアリ。
八神のキャラにもしっかりハマっていると思います。
魅力的なキャラが多数
今回は、龍が如くに登場していたキャラが顔を出すことは無く、登場キャラクター達も一新されています。
ピエール瀧さんや谷原章介さん、中尾彬さんなどの芸能人の方も何名か登場していますし、芸能人じゃないキャラも味が良くてカッコイイと思いました。
個人的におすすめなのは新谷です。
木村さんの先輩的なポジションでしたが、トレーラー動画を見る限りはすっげー嫌な奴だったのに、意外と仕事ができるっていうね。
第1章の裁判における新谷の活躍は必見です。ぜひ注目してみて欲しいですね。
裁判と言えばもう1人。明らかに悪役っぽいこの人。
てかこれ、海老蔵さんじゃないんだ。
イマイチだった点、残念なポイント
また神室町?
ここはファンの間でも意見が分かれる部分かもしれません。
始めて龍が如くシリーズをプレイする人なら問題なく楽しめるでしょうから、木村さん目当てで購入される方にとっては何も問題無いでしょう。
僕は龍が如くを0~6まですべてプレイしてきましたが、個人的な意見としては「あの神室町でキムタク動かせるぜー!」って感じではなく、どっちかと言うと「いい加減、新しい町にしませんか?」という感想を持ちました。
まぁ龍が如く好きでしたし、文句を言いながらも遊ぶんですけど…。どっちかっていうとマップも一新されていた方が、新しい楽しみになるんじゃないかなぁとつくづく感じています。
バトル要素、要る?
ここも意見が分かれる部分だと思います。
個人的には龍が如くのバトルって「ピンチになると、敵がやたら堅いだけ」というイメージを持っていて、ストーリーに絡んでくるバトルは基本的に不要とさえ感じています。
(バトルが楽しみたいのであれば、闘技場って言う素晴らしい要素があったんですけどね…)
今作をプレイしていて驚いたのが、とある人物とのバトルがキツ過ぎるという点です。
僕は歴代の龍が如くを遊んできたので、それなりに操作には慣れていると思っていますが、イージーを選んでいるにも関わらず、かなり苦戦しました。
もちろん「強い奴がいる」という考えを持って、ちゃんと戦術を駆使しながらやれば、イージーならそこまで苦戦することもなく勝てますが、何も考えずにボタン連打で勝てるような難易度ではないように思います。
第1章に出てくる敵でこれですからね。「アドベンチャーパートが楽しみたい!/キムタクを操作したい!」という新規プレイヤーで、ゲームが苦手だという人が投げ出してしまわないだろうかと心配になりました。
最後に
僕はストーリーが面白そうだって感じた時点で、このジャッジアイズを購入する価値は十分にあると思っています。
アドベンチャーパートがとにかく面白いですし、尾行したり、ドローンを飛ばして手掛かりを探ったりとか…。今までの龍が如くにはなかった要素も満載だと思いました。
正規版は2018/12/13発売となっていますが、この体験版はチャプター1を丸々遊ぶことができ、非常にボリュームのある体験版となっています。
気になっている方はぜひ遊んでみてください。
ちなみに初回限定版のパッケージ版を購入すると、木村さんの声が入っているキーホルダーが手に入るようです。
僕はDL版で購入する予定ですが、キーホルダーが欲しいという人はお早めに。