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深海探索サバイバル「SUBNAUTICA(サブノーティカ)」の感想・レビュー

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サバイバルゲームをやりたいなぁと思っていて、たまたま前から気になっていたSUBNAUTICA(サブノーティカ)がセール中だったので、STEAMにて購入しました(2000円くらい)。

結果から言うとこれが大満足で、こんな超大作ゲームが2000円程度で気軽に遊べるなんて、やっぱPCゲームって素晴らしいなと再確認した次第です。

 

ぶっちゃけ「なんか面白いゲームない?」って人には自信を持っておすすめしたいゲームだと思います。50時間~100時間くらいは熱中できるはず。

というわけで今回は、STEAM版SUBNAUTICA(サブノーティカ)をプレイしてみた感想・レビューをご紹介します。

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SUBNAUTICA(サブノーティカ)ってどんなゲーム?

 

SUBNAUTICA(サブノーティカ)は「海洋惑星に不時着してしまった主人公が、この星で様々な情報と材料を集め、ロケットを作ってこの星から脱出するまでのゲーム」です。

主な舞台が9割海(1割陸地)という感じで、浅い所はキラキラした光が堪能できたり、色鮮やかな魚の群れを見つけたりできるのですが…。これが徐々に深くなっていくと、もうグロい魚が出てきたり、光が全然届かないから恐怖感が煽られたり…。

 

最初は浅い所で魚を取りながら拠点を発展させ、徐々に深海へと進出していきます。深海にはレアな鉱石などが沢山あるんですけど、水圧の関係で乗り物もグレードアップしなきゃいけないし、敵生物も強力になっていくという感じ。このバランスがとにかく秀逸でした。

PC版とPS4版があり、PC版は2018年1月23日に発売され、PS4版は2020年3月に発売。STEAM版なら2000円くらい、PS4番は北米版なら3000円くらいで購入可能です(日本版は4000円オーバー)。

この記事を執筆している2020年4月現時点でのおおまかな価格です。

 

 

SUBNAUTICA(サブノーティカ)の感想・レビュー

少しずつ拠点や装備がパワーアップしていくのが超面白い

 

拠点は内装や外装を充実させていけばキリが無いんだけど、「あれやりたい!これやりたい!」が微妙にスムーズじゃなくて、自分の欲求が満たされないラインが上手く出来ているように感じました。

あまりに高い壁だと「うわー面倒くせぇ」ってなってしまう部分が、常にちょっと背伸びすれば届くという難易度になっているような気がします。…いや、それは言い過ぎかな。

 

正確に言えば「面倒臭さが超面白い」という感じかも。

オープンワールドなのにファストトラベルもないし、遠くまで行って目的のアイテムを作るのに材料が1個足りない時とか発狂するけど、文句を言いながらもまた遠くまで材料を取りに戻ってしまう、魅力が沢山詰まったゲームです。

 

不便さも面白さに繋がっている

 

本作は海が舞台になっているので、エリアによって取れる素材アイテムが異なるうえに、出現する敵生物も異なります。

「銅鉱石が欲しいんだけど、どこにあるんだっけ?」とか、序盤は悩みがちです。こういう時って大抵はMAPにマークできたりするもんじゃないですか?なのに、本作にはMAPがありません。

 

個人的にはこれが不親切ながらも面白い要素の1つだったんじゃないかと思っています。

下手すりゃオープンワールド系のゲームは、ファストトラベルが必須と言っても過言じゃなく、そのシステム周りが不親切だとボコボコに叩かれる傾向が強いと思うんだけど、このサブノーティカに関して言えば面倒臭い移動も面白いです(後半ちょっとイラつく瞬間があったけど)。

 

深海はちょっとしたホラー

 

敵生物は殴り合いで勝てる相手もいれば、どんなに強い装備を持っていても逃げるしかない相手もいます。

光が届かないような深海を潜水している時は、深くなっていくにつれて自分の心拍数が上がっていくのも体感できたし、急に自分よりも遥かに大きい敵生物が出現した瞬間は、その辺のホラーゲームよりもずっと怖いです。

 

この緊張感は物語の最初から最後までずっと持続するので、装備の強化と共に悩みのタネも大きくなっていくバランスが、本当に上手く作られているゲームなんだと思います。

最初は海に潜っていられる時間も短くて、敵に襲われていなくても「窒息するんじゃないか?」的な悩みが常に付きまといますし。ちょっと深く潜れるようになってきたら、浮き上がる時間を計算せずに溺れ死ぬとか、本当に上手く作られているゲームだと思いました。

 

洋ゲーらしい細かいバグは多い

見えない壁にぶつかって進めなくなったり、拠点にオブジェクトを思うように配置できなかったり…。細かいバグは多かった印象があるので、しいて言えばこれだけが残念でした。

特に「セーブデータをロードした瞬間、物理演算がおかしなことになって、壁をすり抜けてどこまでも落ちていく」というバグに遭遇した時は、最初からやり直すことを覚悟したくらいです。

結果的には10回くらいやり直した結果、ロードのタイミングに合わせて乗り物を乗り捨てることで難を逃れたわけですが、STEAM版はセーブデータも1個で、オートセーブにも対応していないので、この辺りはちょっと残念だったような気もします。

 

 

最後に

ぶっちゃけ2000円でこれが遊べたと思ったら、すごくお得な買い物だったと思います。個人的には、これくらいのゲームなら5000円オーバーのフルプライスでも文句ありません。

拠点も作り込んでいけばキリがないくらい夢中になれるので、ドラクエビルダーズとかマインクラフトに夢中になれる人なら、間違いなくハマるはず。

メインストーリーとちょっとしたクラフトだけでも50時間は楽しめるし、「拠点の建設、潜水艦を使った探検、水や食料を調達するサバイバル、海を泳ぐ」という要素に少しでも惹かれる人には文句なしにおすすめです。

 

 

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