こちらでは『ウイニングポスト8 2018』の1996年に生まれた産駒のデータを取り扱っていきます。
オススメ史実馬などのデータをまとめていますので、先回りで母親を購入して自家生産したい場合など、よければ参考にしてみてください。
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1996年産駒の所感
テイエムオペラオーを始めとし、かなり粒揃いという印象です。海外にもドバイミレニアム、モンジューなど強豪馬がひしめきあっており、モンジューを所有するなどしない限りは欧州3冠は難しいという印象を受けました。
国内GⅠはテイエムオペラオーによる3冠が狙え、メイショウドトウを海外に送るというのがセオリーのような気がします。逆にしても問題ありませんが、どちらにしてもモンジューには敵わないので、テイエムオペラオーを国内で走らせた方が安定するでしょう。
牝馬のオススメは文句なしにトゥザヴィクトリーです。3冠を狙わせる際は桜花賞でのスティンガー、オークスでのウメノファイバーに注意しましょう。
金札
テイエムオペラオー(オペラハウス×ワンスウェド)
- 芝2000~3400m
- セリで購入できる
- 作為すれば3冠も可能
- 金殿堂は堅い
史実では3歳こそ負けが目立ったものの、4歳時は無敵の強さを誇りました。その強さが現実以上に再現されていて、上手くやれば3冠も狙えますし(対抗はアドマイヤベガ)、4歳と5歳の時は春古馬3冠と秋古馬3冠を2年連続で狙うことも可能です。
また金札を消費せずともセリで購入できるというのも大きな魅力で、お金であればいくら突っ込んでもリターンが期待できるほどの馬なので、確実に押さえておきたいと言えるでしょう。
史実は5歳一杯で引退。2003年に初仔が多数誕生しているので、6歳を走らせると消失あるかも。
アドマイヤベガ(サンデーサイレンス×ベガ)
- 芝2000~2600m
中距離では1つの時代を築けると言ってもいいくらい優秀な成績が残せます。マイルや長距離は厳しいので3冠を狙うのは厳しいですが、レースを選べばほぼ負けなしで引退することも可能です。
2018になって距離適性の下限が一気に引き上げられたことにより、使い勝手は悪化。サブパラはそこそこ優秀ですが、特性の格上挑戦はどう考えても不要ですね。それに使いたいレースが他の強豪馬と被ってしまうのも残念。
史実では2000年は未出走ですが、所有した場合は2000年いっぱいで引退することになるでしょう。初年度産駒(2002年産駒)にアドマイヤフジ、ストーミーカフェなどがいます。
トゥザヴィクトリー(サンデーサイレンス×フェアリードール)
- 万能〇1600~2400m
- 牝馬3冠も狙える(要作為)
- 繁殖牝馬としても期待度が高い
この世代最強の牝馬は間違いなくこの馬ですが、普通にやると牝馬3冠(特に桜花賞)は厳しいです。距離適性的には申し分ないものの、牝馬3冠を狙うとなるとウメノファイバーやスティンガーを押さえておいた方がいいでしょう。
個人的には国内牝馬3冠よりもトリプルティアラを目指したいです。ただこれも難易度によっては上手くやらないと結構厳しめの印象。
史実は6歳の2月で引退。そのまま春に種付けが行われ、翌年クロフネの仔が産まれているようですが未収録です。
ナリタトップロード(サッカーボーイ×フローラルマジック)
- 芝1800~3200m
史実では菊花賞でテイエムオペラオーに勝っていますが、モードA以外でそれを再現するのは難しいでしょう。もし所有する場合は海外に活路を見出すのがいいと思います。
しかしながらナリタトップロードが金札でメイショウドトウが銀札なら、メイショウドトウの方がお得感があるというのも1つの事実。データ上では特性をみたときにナリタトップロードの方が優遇されているものの、国内重賞でぶつけたら案外勝てないです。
史実は6歳一杯で引退。消失を気にすることなくテイエムオペラオーやメイショウドトウよりも1年長く活躍できるという意味では強み。
フサイチエアデール(サンデーサイレンス×ラスティックベル)
- 芝1400~2200m
- 史実産駒にフサイチリシャール(2003)がいるが、それを考慮しても金札の価値は疑問
距離適性的にも能力的にもトゥザヴィクトリーに敵いませんし、トゥザヴィクトリーがいなかったところで銅札のウメノファイバーにも勝てないことが予想されるので、金札としての価値も非常に怪しいと言えるでしょう。
史実は4歳一杯で引退。第一仔のライラプス(2002)は未収録ですが、第二仔のフサイチリシャール(2003)は銀札のため、引き続き所有しておくのがオススメ。
銀札
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メイショウドトウ(ビッグストーン×プリンセスリーマ)
- 芝2000~3400m
- 海外セリで購入できる
- 3冠も狙える(要作為)
- 銀殿堂以上が狙える
史実では「テイエムオペラオーさえいなければ・・・」という成績でしたが、本作でもテイエムオペラオーを海外に送ってやれば国内牡馬3冠も可能な逸材です。菊花賞もナリタトップロードに負けない強さを持っています。
ただ、金札を所有しているのであればテイエムの方が断然上ですし、テイエムを所有しているのであれば無理に獲得する必要もないかと。敵にしたところでテイエムとぶつける分には問題ありません。
ただしセリ購入できるので、ナリタトップロードに金札を出すくらいならこちらを現金で押さえる方が断然お得かとは思いますね。
史実は5歳一杯で引退。初年度産駒は2003年に多数いますが、収録されているかどうかは未確認。
トロットスター(ダミスター×カルメンシータ)
- 芝1000~1400m
- 長期的な活躍が期待できる
- 金殿堂が狙える
マイルが走れないのでスプリント専門になりますが、成長が遅めという事もあってそこまでスティンガーとはやりあわなくて済みそうです。個人的にはマイルに距離が足りないという事もあって、逆に使いやすいという印象。
当面のライバルは2期上のブラックホークということになりますが、ブラックホークを所有しておらずにちゃんと成長している場合は結構厳しい相手になるかと。両方所有しているなら片方を海外に飛ばせばOKです。
史実は6歳一杯で引退。
スティンガー(サンデーサイレンス×レガシーオブストレングス)
- 芝1300~1900m
- 銀殿堂以上が狙える
成長が早め鍋底のため、2歳GⅠや桜花賞は堅いです。その流れでNHKマイルを狙っても面白いでしょうし、理想としては国内のマイル&スプリントを狙うことになると思います。少なくとも背伸びしてローズSや秋華賞を狙うのはオススメしません。
史実では重賞を勝った産駒はいないので、繁殖入りしてからはあえて史実馬を作らない方がいいかも。体感的には仔出し能力は高いように思います。
史実は6歳の春で引退。そのまま種付けが行われ、第一仔にフレンチアイドル(2003)がいますが未収録です。
アドマイヤコジーン(コジーン×アドマイヤマカディ)
- 芝1200~1800m
同じ銀札のトロットスターはとりあえず置いておくにしても、スティンガーとは走るレースが完全にかぶります。スピードこそこちらが上ですが、サブパラで圧倒的にスティンガーの方が優秀なため、どちらかを選択するならスティンガーの方がいいでしょう。
他の2頭に比べると2歳GⅠは圧倒的に勝ちやすいので、そういう用途での購入なら文句無し。健康のパラが低いのでケガをしないように細心の注意を払って走らせましょう。
史実は6歳一杯で引退。
ゴールドティアラ(シーキングザゴールド×ブライトティアラ)
- ダート1400~1800
- 海外セリで購入できる
- 繁殖入りしてからも期待できる
ちょっと距離が足りないので低難易度でしかも上手くやることが条件ですが、トリプルティアラも狙えます(ただし簡単ではないのであまりオススメはしません)。
別に3冠レースは狙わなくとも、牝馬限定の短距離ダートが狙えるというだけで結構貴重なので、海外セリで購入しましょう。
繁殖入りしてからも優秀で、何も考えずにクロフネを種付けしてるだけでそれなりに走ってくれる産駒が産まれます。
史実は6歳の頭に引退し、そのまま種付けされて2003年にブラックチーターが誕生していますが未収録。
ノボトゥルー(ブロードブラッシュ×ナスティーク)
- ダート1300~2100m
- 海外セリで購入できる
決して能力はそこまで高いわけではありませんが、海外セリで購入可能なので持っておいても損はないという感じ。交流重賞持ちのため、国内のダート重賞を走らせてるだけでもそれなりに結果を出してくれるでしょう。
史実は2008年まで出走しているので、消失に関して気にする必要は無し。
銅札
マグナーテン(ダンジグ×マジックナイト)
- 芝1500~2300m
- 海外セリで購入できる
決して初期能力は高い方ではありませんが、晩成持続なので大事に育てることで化ける可能性も。GⅡ大将を生かして勝てるレースを選択してあげるといいでしょう。
史実は8歳一杯で引退しているので、消失を気にする必要はありません。
ラスカルスズカ(コマンダーインチーフ×ワキア)
- 芝1900~3300m
銅札で購入できる長距離馬と考えたら非常にお買い得ではあるのですが、この世代で考えると御三家(テイエム、ドトウ、トップロード)と完全に被ってしまうので、使うレースには悩むことになります(1期上も優秀なステイヤーが多いですし)。
仮に敵に回したとしても、オペラオーを所有してぶつけている分には足元をすくわれてしまう恐れはないかと。ススズ目的で母ワキアを所有している場合はいいのですが、それ以外の場合にわざわざ購入するほどかと言われたら微妙だと思います。
史実は7歳の春で引退です。
ウメノファイバー(サクラユタカオー×ウメノローザ)
- 芝1500~2500m
- 作為すれば3冠も狙える
大前提としてトゥザヴィクトリーを海外に送ったうえで、スティンガーの桜花賞出走を見送るなどすれば牝馬3冠が可能です。銅札として考えたら能力が高く、競走馬としての能力だけなら金札のフサイチエアデールにも負けてません。
またトゥザヴィクトリーに国内牝馬3冠を獲らせようと考えている場合も、邪魔をさせないという保険目的で所有しておくと3冠成功率がアップします。
史実は4歳一杯で引退。史実産駒はイマイチ活躍しきれていない印象ですね。
オースミブライト(ラストタイクーン×タイセイカグラ)
- 芝1700~2500m
ロサード(サンデーサイレンス×ローザネイ)
- 芝1400~2400m
トーホウエンペラー(ブライアンズタイム×レインボーブルー)
- ダート1600~2400m
ビハインドザマスク(ホワイトマズル×ヴァインゴールド)
- 芝1100~1700m
成長型が遅めのスプリンター兼マイラーという意味では使い勝手がよく、銅札で手に入るので持っていても損はないと思われる1頭(クラブに送るのがいいかも)。
ただしスプリントでは同期のトロットスターと活躍時期も被るうえに勝てないので、狙うのはマイル戦線になるかと。とは言えマイルはマイルで走れる馬が豊富なので、そこまでオススメというわけでもないです。
史実は6歳の頭に引退しています。
リージェントブラフ(パークリージェント×サリーベル)
- ダート1700~2500m
赤札
レッドチリペッパー(アンブライドルド×レイズアカーター)
- 芝1300~1900m
- 海外セリで購入できる
- 殿堂入りが狙える
赤札の割りには能力が高い1頭。ただし3歳クラシックで勝ち負けの展開になるのは難しいので、活躍の舞台は海外の牝馬限定レースがいいでしょう。何回か勝って海外遠征の特性が付けば結構頑張ってくれます。
トゥザビクトリーやスティンガー等を押さえて作為をすれば、国内でも2歳GⅠや桜花賞、NHKマイルくらいは獲れると思いますが、そこまでの価値があるかと聞かれたら微妙です。「手薄な海外GⅠをいくつか…」という感じでの所有がオススメ。
史実は5歳の頭に引退しそのまま繁殖入りしていますが、史実馬の登録はバーニングレッド(2003)からです。
ハタノアドニス(アジュディケーティング×グリンパサー)
- ダート1000~1600m
- 息の長い活躍が期待できる
交流重賞+重ハンデが嬉しいダート馬。成長も晩成(超)持続なので、長期にわたって活躍できるうえに大物になる可能性も秘めています。
この年だけで考えてもダート馬にはゴールドティアラやノボトゥルーなど粒ぞろいではあるものの、この馬は活躍の舞台が地方になるかと思うので問題なし。
消失も気にする必要はありません。
トシザブイ(ヴィジョン×ノルデンフリマー)
- 芝1800~3200m
- タフネス+晩成持続なので鍛えがいがある
距離適性だけ見たら超一流のクラシック馬っぽいですが、元の素質は赤札なのであまり期待できません。
タフネス+晩成持続という夢を持っていながらも、走れるレースに強豪がひしめき合っているということもあり、化けるパターンも少ないように思います。史実では目黒記念にやたら強かった印象こそあれど、モードAでもない限りはこれも厳しめ。
史実は7歳の秋に引退。消失の心配は不要。
イブキガバメント(コマンダーインチーフ×ロジータ)
- 芝1700~2500m
エイシンルーデンス(サンデーサイレンス×エイシングレシャス)
- 芝1200~1800m
海外金札
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モンジュー:金5枚
- 芝1900~2500m
- 欧州3冠&金殿堂が狙える
- 種牡馬としても期待できる
- 1986年の1月2週に金札5枚で購入できるフロリペデスを購入しておけば自家生産も可能
欧州荒らしはするわジャパンCには遠征して来るわで、所有していない場合は迷惑極まりない超一流馬。1期上のエルコンドルパサーやスペシャルウィーク、セイウンスカイらを所有している場合は、それらを安全に活躍させたいという意味でも所有しておきたいです。
また繁殖実績も申し分なく、引退後も楽しませてくれる存在。史実は4歳一杯で引退しています。
ドバイミレニアム:金5枚
- 万能〇1600~2000m
- 金殿堂が狙える
有言実行というか、その名の通りドバイを勝った超名馬。モンジューと同様、所持していないと面倒なことになる可能性が高いです。スピード値は世代最速の76でサブパラや特性にも死角はなく、間違いなく最強候補の1頭。
史実は4歳の夏前に引退。繁殖入りしてわずか1年で急死してしまっているため、ifを楽しみたい人にはオススメです。
ストラヴィンスキー(ヌレイエフ×ファイアザグルーム):金5枚
- 芝1100~1300m
- 金殿堂が狙える
選択できるレースがスプリント一択にはなってしまいますが相当強いです。成長型が早め持続で間違いも起こりにくく、安定して良い成績を残してくれるでしょう。
繁殖入りしてからも稲妻配合が狙えるので、期待度は高め。