こちらでは『ウイニングポスト8 2018』の1997年に生まれた産駒のデータを取り扱っていきます。
オススメ史実馬などのデータをまとめていますので、先回りで母親を購入して自家生産したい場合など、よければ参考にしてみてください。
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1997年産駒の所感
牡馬、牝馬ともに3歳時に頭角を現している馬や、クラシックを勝ちきれる適正距離に恵まれた馬が少なく、作為をするにも手厳しい世代という印象です。
例えば牡馬3冠をするならエアシャカール一択になると思いますが、皐月賞を落とさないために押さえなくてはいけないライバル馬も多く、一筋縄ではいきません。牝馬も史実では1つずつ分けた形になっていますし…。ただ、金札で能力上位の馬が軒並みセリで購入できるのは嬉しいですね。札の消費をせずに稼いでくれる馬が手に入るのは大きいと言えるでしょう。
そしてアグネスデジタルは、全世代を通じて最高に使える競走馬の1頭です。しかもセリで購入すれば金札の消費も無いので、縛りプレイ以外では是非とも押さえておきたい存在と言って間違いありません。
金札
アグネスデジタル(クラフティプロスペクター×チャンシースクウォー)
- 芝1600~2000m
- 海外セリで購入できる
- AMC完全制覇、金殿堂が狙える
- 6歳で引退しないと多くの消失あり
適正距離がマイルから中距離で芝ダート兼用、オマケに海外遠征と大舞台を持っているため、国内外のレースを選ばずに活躍できるのが強みです。3冠配合を目論むとなると必然的に欧州マイル3冠を目指すことになりますが、その際はフランス2000ギニーを選択するのをオススメします(イギリスはライバルがキツい傾向)。
4歳以降はAMC完全制覇を目指してもいいですし、国内外・芝ダートどれを走ってもOK。距離さえ守れば安定して勝ってくれるでしょう。GⅠを2桁勝っての金殿堂も堅いです。
史実は6歳一杯で引退。普通に走らせていれば6歳の春頃から徐々に劣化が始まるので、引退時期はお好みで。ただし6歳で引退しないと多数消失あるので注意。
タップダンスシチー(プレザントタップ×オールダンス)
- 芝1900~2500m
- 海外セリで購入できる
- 息の長い活躍が期待できる
- 金殿堂は堅い
成長が晩成(超)なので3歳時に活躍することができませんが、古馬になってからの中距離戦線で大活躍できます。
同期のアグネスデジタルや2期下のシンボリクリスエスなどと戦うことで2着に泣かされることが多かったとしても、その長い競争寿命によって数撃ちゃ当たる戦法での殿堂入りは堅いです。あまりにも芳しくなければ海外路線に向かってもいいでしょうし。
史実は8歳一杯走っているので、消失を気にする必要はありません。
エイシンプレストン(グリーンダンサー×ワランティアプライド)
- 芝1600~2000m
- 海外セリで購入できる
- AMC完全制覇、金殿堂が狙える
成長は早めですが、皐月賞やNHKマイルでアグネスデジタルやイーグルカフェとぶつかると厳しいという印象で、3歳時は海外遠征した方が賢明かも。
うまくやれば4歳時と5歳時にAMC完全制覇も狙えそうですが、健康パラメータが決して良くないので体調面の心配があるのと、4歳時の安田記念はアグネスデジタルやブラックホークなどのライバル馬も強力なため運も必要になってくるでしょう。
史実は5歳一杯で引退。
エアトゥーレ(トニービン×スキーパラダイス)
- うまくやれば銀殿堂以上が狙える
- 5歳一杯で引退しないとアルティマトゥーレが消失
成長が遅めなのにも関わらず、意外と2歳戦から活躍できます。ただし2歳GⅠから桜花賞はチアズグレイスが強く、NHKマイルはアグネスデジタルに敵いません。
国内のGⅡやGⅠだと掲示板までだったり、1位には勝てる気がしないような差を付けられての2位という展開が多いような気がするので、海外GⅠを狙うのがいいでしょう。手薄な海外GⅠ狙いなら相当活躍できるはず。
史実は6歳の3月がラストラン。引退後そのまま種付けが行われ、アルティマトゥーレ(2004)が産まれています(その翌年にはキャプテントゥーレ)。6歳に入ってから引退するとアルティマトゥーレが産まれなくなるので注意が必要です。
オリエンタルアート(メジロマックイーン×エレクトロアート)
- 芝1900~2500m
- 競走馬としては期待できない
- オルフェーブル(2008)の母親
オルフェーブルを産むがゆえの金札。
スプリングチケット
- 芝1700~2300m
銀札
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ダイタクリーヴァ(フジキセキ×スプリングネヴァー)
- 芝1600~2000m
- 上手くやれば銀殿堂以上が狙える
- 母スプリングネヴァー(1992)を所有することでダイタクバートラム(1998)も手に入る
祖母ネヴァーイチバンを所持してダイタクヘリオス(1987)を産ませ、そのままスプリングネヴァーが産まれるまで所持してその血統を追い続けているのであればタダ同然で手に入りますし、そのまま母を所持してダイタクバートラム(ステイヤーズS、阪神大賞典など)も手に入るのは嬉しいポイント。
スピードを始めとする素質こそ高いものの、史実通りアグネスデジタルにはまず敵わないですし、海外の手薄なマイル~中距離で戦うのがいいでしょう。上手くやれば銀殿堂以上(ノーマル以下なら金殿堂)が狙えます。
史実は5歳の6月がラストラン。同時期に劣化も始まるので気にする必要は無いと思いますが、2004年度産駒の収録はないです。
イーグルカフェ(ガルチ×ネットダンサー)
- 万能〇1600~2000m
- 海外セリで購入できる
- 上手くやれば銀殿堂以上が狙える
芝ダート兼用で距離も使いやすく、若いうちから長い間に渡って活躍できるのでとにかく使い勝手が良い印象です。不満と言えば、史実で勝ったNHKマイルにアグネスデジタルが来るとまず勝てないという点のみ。
国内のトップや海外の一流どころとバチバチやり合うほどの力はないので、個人的には地方ダートや国内重GⅡ・GⅢメインがオススメ。GⅠばかりを走らせていると勝ちきれない展開に悩まされることが多いあたりに、この馬が金札にならない理由がわかるでしょう。銀札を消費すると考えれば微妙ですが、セリで購入できるなら全然OK。
史実は7歳一杯で引退ですが、普通に走らせていたら7歳の頭からガンガン劣化していくと思います。翌年の収録史実馬はいません。
カネツフルーヴ(パラダイスクリーク×ロジータ)
- ダート1800~2600m
- 息の長い活躍が期待できる
- 上手くやれば銀殿堂以上が狙える
晩成なので4歳以降になるまではなかなか結果がでませんが、本格化してからは交流重賞を生かしてローカルのダート重賞や地方ダート重賞荒らしができます。マイルくらいなら頑張ってくれるので、黙って地方重賞のGⅠローテを回しているだけで勝手に稼いできてくれるでしょう。
2期下のアドマイヤドン相手がキツイくらいで、特に問題はありません。上手くやれば銀殿堂入り、賞金をガッポリ稼いでくれるため十分に元は取れるはず(降着が続くとギリギリ銀札の回収に足りないかも)。
史実は7歳の5月にがラストラン。丁寧に使うことで7歳一杯の活躍が可能です。その頃には劣化が始まってるので8歳を走らせようとは思わないと思いますが、一応翌年を走っても消失はありません。
ゼンノエルシド(カーリアン×エンブラ)
- 芝1400~1800m
- 海外セリで購入できる
- 5歳一杯で引退しないとマイネルシーガルが消失
史実でマイルCSを勝っているにも関わらず、作為無しのガチでやるとエイシンプレストンらに勝つことは難しいです。セリで購入できることがせめてもの救いで、少なくとも銀札を消費して手に入れる価値はないように思います。
精神力も低いので海外路線で活躍することも難しく、ライバルだらけの国内スプリント~マイルで上位入賞して満足するか、勝てそうな部分のGⅡ、GⅢを拾うというカタチになるでしょう。
史実は5歳の11月がラストラン。5歳一杯で引退しないと、富士Sを勝ったマイネルシーガルが消失します。
アグネスフライト(サンデーサイレンス×アグネスフローラ)
- 芝1700~2500m
- 母アグネスフローラを所有することで、アグネスタキオン(1998)も手に入る
実際にダービーを勝ってますし、成長型が早熟のため長く活躍するのは難しいという点と健康パラメータの低さに目をつむればまぁまぁという印象です。所有する際は母親から所有してアグネスタキオン共々自家生産するといいでしょう。
早熟の割りには2歳戦で同期のエアシャカールらに勝てない展開も多く、本番は3歳以降と考えて調整するのがオススメ。史実で獲ったダービーはもちろん、皐月賞(対抗はイーグルカフェ、エリモブライアンなど)も獲れます。
史実では6歳の3月がラストラン。ただし4歳の頭からガンガン劣化していくため、個人的には3歳一杯で引退させても問題無いと思っています。ちなみに消失を気にする必要はないです。
エアシャカール(サンデーサイレンス×アイドリームドアドリーム)
- 芝2000~3000m
- 作為すれば3冠が可能
決してこの世代の中で能力がトップクラスというわけではありませんが、適正距離に恵まれているので作為すれば3冠が可能です。その際はアグネスフライトやダイタクリーヴァなどのライバル馬も押さえておくことが必要になるでしょう。
史実では5歳の12月にラストラン。引退後は産駒(未収録)をわずか4頭しか残せずに死んでしまっていることから、ifを堪能したい人にオススメ。
レギュラーメンバー(コマンダーインチーフ×シスターソノ)
- ダート1700~2100m
- 祖母ロジータから所有するのであれば、カネツフルーヴと一緒に手に入る
距離適性的にカネツフルーヴより使い勝手が悪く、成長型の違いもあって同じ銀札ならカネツフルーヴの方が断然オススメ。リセットを駆使するならともかく、普通にやっていてもう一歩届かずという展開に悩まされると、地方GⅠを1つも勝てずに終わるケースも。
正直言って銀札としての価値はないと思いますが、ロジータから所有してシスターソノを手元に置いておいて自家生産する分には持っていてもいいでしょう。
史実では6歳の6月がラストラン。消失を気にする必要はありません。
銅札
ノボジャック(フレンチデピュティ×フライトオブエンジェルス)
- ダート1000~1600m
- 海外セリで購入できる
この年のダート馬は意外と粒揃いなのですが、短いところを走れるという意味では使える1頭(スターリングローズと被るけど)。地方の短いところを走らせてるだけでだいぶ勝ってくれるでしょう。
史実では7歳の12月がラストラン。史実馬の消失を気にする必要はないです。
スターリングローズ(アフリート×コマーズ)
- ダート1200~1800m
- 7歳一杯で引退しないと消失あり
特性が交流重賞、タフネス、重ハンデなので国内の重賞ダートを任せるのには打ってつけの存在です。成長型も遅め持続のため、鍛えがいもあるのが嬉しい1頭。
史実は7歳の2月がラストラン。7歳一杯で引退しないとアスカクリチャン、サマーコードらが消失するので注意。
ヤマカツスズラン(ジェイドロバリー×フジノタカコマチ)
- 万能1300~2100m
脚質が逃げで勝負根性が優秀&スタートと高速逃げを持っているので、スピード値以上に活躍できます。早熟持続ということもあり、早い時期から芝ダート問わずに活躍できるのも嬉しいですね。
史実では6歳の2月がラストラン。収録されている史実産駒はいません。
シルクプリマドンナ(ブライアンズタイム×バウンドトゥダンス)
- 芝1700~2500m
- 作為すれば牝馬3冠が可能
決してレベルが高いとは言えない1997年牝馬3強の一角。史実ではオークスを勝っています。チアズグレイスやティコティコタックをぶつけなければ牝馬3冠も見えてくるでしょう。
史実では5歳の11月がラストラン。目ぼしい史実産駒は出てないです。
チアズグレイス(サンデーサイレンス×チアズフラワー)
- 芝1500~2300m
決してレベルが高いとは言えない1997年牝馬3強の一角。史実では桜花賞を勝っています。
2歳GⅠ~桜花賞までは頭1つ分くらい突出して強いので、もしシルクプリマドンナに3冠を獲らせようと考えている場合は押さえておかないと厳しいことが多いです。
史実は3歳の10月がラストランですが、普通に走らせていれば3歳末でもまだ寿命が残っていることも多く、翌年に史実産駒の消失もないので4歳も現役を続けてOK。史実産駒にはチアズガディス(2003)がいます。
ティコティコタック(サッカーボーイ×ワンアイドバンブー)
- 芝1500~2300m
- 作為すれば牝馬3冠が可能
決してレベルが高いとは言えない1997年牝馬3強の一角。史実では秋華賞を勝っています。成長が遅めなので、この馬で桜花賞を勝負することは少し考えにくく、この年に牝馬3冠を実現させたい場合は史実で獲った秋華賞を手放してもらうカタチになると思います。
史実では5歳の8月がラストラン。目ぼしい史実産駒は出てないです。
赤札
エリモブライアン(ブライアンズタイム×エリモパッション)
- 芝2000~3600m
- 海外の長距離路線で活躍できる
海外の長距離レースを任せられる存在。成長も早熟鍋底のため、長い活躍が期待できます。似たような長距離馬にマックロウがいますが、マックロウは適正距離が3400mなので本当に長いところを走らせるならこの馬の方がいいでしょう。
史実は7歳の12月がラストラン。
マヤノメイビー(ミスワキー×エヴァソーライトリー)
- 海外セリで購入できる
早熟なのを生かして2歳~3歳前半の重傷をいくつか獲れると思います。ただし実力はそこまで高くありませんし、3歳の春には劣化も始まってしまいますし…。
突出した能力のライバルこそいないものの上位が団子状態なので桜花賞も厳しく、かと言ってNHKマイルもアグネスデジタルやイーグルカフェ相手には敵いませんので、重賞をいくつかという感じで割り切って所有する分にはOK。
史実では3歳の5月がラストラン。消失を気にする必要はありませんが、引っ張れるほど寿命も残らないです。
海外金札
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ティズナウ
- ダート1700~2300m
- 種牡馬としても期待できる
ブリーダーズカップクラシックを2連覇していることで知られる名馬。
史実では4歳の10月がラストラン。初年度産駒にフォークロア等がいるので消失に注意。
シンダー
- 芝1700~2500m
史実は3歳で引退。
サキー
- 芝1900~2500m
史実では5歳の8月がラストラン。史実産駒にプレスヴィス、サキーズシークレットがいます。
フサイチペガサス
- ダート1700~2100m
- 3歳一杯で引退しないとローマンルーラーらが消失
史実のケンタッキーダービー馬。米国2冠目のプリークネスステークスでも2着なので競争能力は高いですが、距離適性が使いにくいのとどう頑張っても米国3冠は届かないというのが悩みどころ。
史実では3歳の11月がラストラン。初年度産駒にローマンルーラーとバンディニがいるので消失に注意。