こちらでは『ウイニングポスト8 2018』の1999年に生まれた産駒のデータを取り扱っていきます。
オススメ史実馬などのデータをまとめていますので、先回りで母親を購入して自家生産したい場合など、よければ参考にしてみてください。
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1999年産駒の所感
実力的には高いレベルの競走馬が揃っていますが、やはり3冠を獲れない(獲りにくい)という意味では少し寂しい世代という印象。あえてナンバーワンを決めるのであれば、国内はシンボリクリスエスになるかと思います。
海外マイルには文字数の関係で所有できないロックオブジブラルタルが猛威を振るっているため、近付かないのが得策です。
金札
シンボリクリスエス(クリスエス×ティーケイ)
- 芝1900~2500m
- 海外セリで購入できる
- 金殿堂が狙える
- 5歳一杯で引退しないと消失多数
デビュー次期などを含む展開に左右されたり、ライバルのタニノギムレット次第という部分はありますが、展開に恵まれれば皐月賞やダービーは獲れます。ただし菊花賞の距離は厳しいので、3冠は諦めた方が無難でしょう。
ただし菊花賞を諦めて凱旋門賞を狙おうにも2期上のサキーが立ちはだかるので難しいです。1ランク下げたGⅠを走らせて秋古馬戦線に向かうのがいいかもしれません。
4歳時~5歳時も国内外問わずに実力が伯仲していて、よほど展開に恵まれない限りは勝ったり負けたりになるでしょう。それでも持っている素質が高いので、金殿堂は堅いのではないかと思います。
史実は5歳の12月がラストラン。2006年には多数の史実産駒(ストロングリターンやサクセスブロッケンなど)が誕生しているため、消失に注意です。
ヒシミラクル(サッカーボーイ×シュンサクヨシコ)
- 芝2000~3400m
- セリで購入できる
菊花賞、天皇賞春、宝塚記念などを勝っている名馬。デビューが遅いのでじっくり育てる必要があり、ダービーなどには間に合いません。そして菊花賞も簡単には勝てないという印象です(対抗はシルクフェイマス)。
4歳から5歳は長距離レースでコンスタントに勝ち星が稼げますが、海外遠征した場合に2400m程度だと勝ちきれない展開になることも多く、血統保護目的以外では金札の価値は疑問なので、欲しい場合は海外セリで買うようにしましょう。
史実は6歳の5月がラストラン。普通に走らせていたら5歳の年末に下降気味になっていることも多いですが、天皇賞春くらいまでなら頑張れるでしょう。ちなみに7歳を走っても消失はありません。
タニノギムレット(ブライアンズタイム×タニノクリスタル)
- 芝1600~2400m
- 3歳一杯で引退しないとウオッカが消失
ウオッカの消失を避けるとすればどうしても走れるレースが限られるので、まず金札の回収は不可能です。
欧州マイル3冠(ロックオブジブラルタル)も欧州3冠(サキー、ハイシャパラル)も厳しいので、黙って国内を走った方が賢明だと思います。シンボリクリスエスとガチでやり合っても負けっぱなしにはならないはずです。
史実では3歳のダービーがラストラン。これは菊花賞を前に屈腱炎を発症したことによるものなので、ゲームではまだまだ走れます。ただし4歳以降も現役を続けてしまうとウオッカが消失するので注意。
銀札
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デュランダル(サンデーサイレンス×サワヤカプリンセス)
- 芝1200~1600m
- 金殿堂は堅い
- 6歳一杯で引退しないと消失あり
マイルCS2連覇を含むGⅠ3勝を挙げたGⅠ馬。短いところなら世代最強の能力を持っており、そのポテンシャルは金札と比較しても遜色ないレベルと言っていいでしょう。
国内GⅠを狙ってもいいし、海外GⅠを狙ってもいいし…。能力は世代トップクラスなので、とりあえず体調に気を遣って無理をしない程度に走らせているだけでもGⅠ2桁勝利は堅いです。
史実では6歳の11月がラストラン。6歳一杯で引退しないとフラガラッハ、ジュエルオブナイルが消失するので注意が必要です。
アドマイヤドン(ティンバーカントリー×ベガ)
- 万能〇1400~2200m
- 銀殿堂以上が狙える
朝日杯、フェブラリーステークスや地方ダートGⅠをいくつも勝っているGⅠ馬。史実通り2歳からバリバリ活躍できますし、芝ダート問わずに活躍できる使い勝手の良さが最高です。上手くやればGⅠ2桁勝利も可能。
ただし3歳クラシックはライバルに敵わないので、おとなしく重賞を拾いながら地方GⅠ(ユートピアが出てくるまでは安泰)に活路を見出すのがいいでしょう。健康パラメータが低いので体調管理にはくれぐれも注意。
史実では6歳の5月がラストラン。寿命的に気にする必要はないと思いますが、翌年の産駒で収録されているものはないので、7歳を走ってもOKです。
ゴールドアリュール(サンデーサイレンス×ニキーヤ)
- ダート1800~2000m
- 4歳一杯で引退しないとエスポワールシチーが消失
アドマイヤドンのライバル。若い頃なら、ややこちらの方が強いです。ただ両者を比較すると距離適性や馬場適正、そして競争寿命の点からもオススメなのはアドマイヤドンの方ですね。
史実では4歳の6月がラストラン。4歳の秋頃から徐々に劣化が始まり、この頃からアドマイヤドンに負けるようになってしまうことが多いように思います。初仔は2005年にエスポワールシチーとタケミカヅチが収録されているので、消失注意です。
テレグノシス(トニービン×メイクアウイッシュ)
- 芝1400~1800m
- 7歳一杯で引退しないとマイネイサベルが消失
能力は高いですし、頑張ればスプリントも走れるマイラーという意味では嬉しい存在なのですが、同じ銀札で同世代のデュランダルがとにかく強いので、そこと比べてしまうと少し物足りないです。どちらか片方なら間違いなくデュランダルを選ぶべきです。
一応、海外の短いところを中心に走らせることで難易度によってはGⅠ2桁も射程範囲内なので、贅沢プレイの一環としては文句無し。銀札の回収も間に合うでしょう。
史実では7歳の11月がラストラン。8歳を走ってしまうと府中牝馬Sなどを勝ったマイネイサベルが消失してしまうので注意。
ファインモーション(デインヒル×ココット)
- 海外セリで購入可能
- 作為をすれば牝馬3冠も可能
史実では桜花賞とオークスを未出走ながらも秋華賞とエリザベス女王杯の2冠を達成しており、ゲーム内では「3冠は獲らせませんよ」と言わんばかりの適正距離に悩まされます。ただし持っている素質は世代トップなので、スマイルトゥモローなどの対抗馬を押さえておくとかリセットを駆使することで牝馬3冠も可能です。
史実は5歳の11月がラストラン。普通に走らせていれば4歳の前半で劣化が始まると思うので、多少早めに引退させるのもアリでしょう。
アサクサデンエン(シングスピール×ホワイトウォーターアフェア)
- 芝1400~1600m
- 海外セリで購入できる
安田記念を勝っているGⅠ馬。しかし史実通りに安田記念を獲ることは難しく、基本的には手薄な海外GⅠマイルに挑戦するか国内のGⅡ・GⅢ狙いに徹することになるでしょう。もちろん安田記念やマイルCSでの上位入賞は可能ですが、作為無しで勝つのは結構厳しめの印象です。
史実は7歳一杯で引退。消失を気にする必要はないので、8歳もフルで走ってOK。
銅札
ローエングリン(シングスピール×カーリング)
- 芝1400~2200m
- 上手くやれば銀殿堂以上が狙える
中山記念、マイラーズカップなどを勝ったGⅡ馬。ムーランドロンシャン賞などの海外GⅠで2着や3着になったこともあり、そのせいか最初から海外遠征を持っています。GⅡくらいなら国内でも十分勝負できますが、オススメは海外遠征をして手薄なGⅠを獲る方向です(札回収にこだわらない賞金稼ぎなら国内重賞がオススメ)。
史実では8歳の11月がラストランのため消失を気にする必要はありませんが、普通に走らせていたらGⅠで勝負になるのは6歳一杯でしょう。代表産駒には、皐月賞や安田記念を勝っているロゴタイプ(2010)がいます。
バランスオブゲーム(フサイチコンコルド×ホールオブフェーム)
- 芝1600~2400m
- セリで購入できる
- 上手くやれば銀殿堂以上が狙える
オールカマーや中山記念などGⅡ6勝の重賞馬。史実ではGⅠに届きませんでしたが、本作ではライバル次第でNHKマイルカップを始め、複数のGⅠを勝つことが可能です。
史実では7歳の9月がラストラン。ただしそれよりも前から劣化が始まるので、史実通りにこだわらないのであれば6歳の中頃には引退させることになるでしょう。目立った史実産駒はいません。
スマイルトゥモロー(ホワイトマズル×コクトビューティー)
- 芝1700~2500m
- 作為をすれば牝馬3冠も可能
史実でオークスを勝った競走馬。作為をしてファインモーションに3冠を獲らせるよりは、ファインモーションを海外に遠征させてこの馬で3冠を目指す方が現実的のように思います。
作為アリなら非常にオススメですが、作為無しで単独所持の場合はファインモーションにGⅠをだいぶ持っていかれるので、正直言って微妙なところです。海外も厳しいように感じますし…。
史実では5歳の3月がラストラン。同年に種付けも行われており、第一仔にスマイルオンザラン(2005)がいますが未収録のため消失などはありません。しかし普通に走らせていれば4歳の夏頃から劣化し始めると思います。
ノーリーズン(ブライアンズタイム×アンブロジン)
- 芝1900~2700m
- 上手くやれば銀殿堂以上が狙える
皐月賞を勝ったGⅠ馬。残念ながら皐月賞も落としやすいうえに距離適性的に菊花賞も難しいですし、古馬戦で他の強豪馬に勝つというのも厳しく、私の場合は贅沢プレイ時に「他の馬に皐月賞を獲らせやすくする」という目的で購入するケースが多いです。
この馬のみ所有しているというケースであれば、手薄な海外GⅠ狙いでGⅠの勝ち星を稼ぐことも可能。上手くやれば銀殿堂は狙えると思いますし、低難易度ならGⅠ2桁もいけるかも。
史実では5歳の9月がラストラン。翌年の史実産駒は収録されていないので、6歳を走ってもOKです。
シルクフェイマス(マーベラスサンデー×セイントセーラ)
- 芝1800~3200m
有馬記念と天皇賞春で3着、宝塚記念で2着と惜しい所までいってGⅠを勝てなかった重賞馬。本作において宝塚記念で2着というのは難しいような気もしますが、ヒシミラクルに何かの間違いがあれば菊花賞、天皇賞春を獲れることがあります。
ただし精神力のパラメータが低いので海外で活躍するのは非常に厳しく、他に長距離を走れる馬を所有している場合はニーズが一気に低くなるでしょう。海外は絶対に勝てないという感じではありませんが、少し厳しい感はありますね。
10歳まで現役だったため、消失を気にする必要はありません(とは言っても劣化を考えたら6歳一杯~7歳前半くらい)。
アドマイヤマックス(サンデーサイレンス×ダイナシュート)
- 芝1200~1800m
- セリで購入できる
早めの成長を生かして2歳時は朝日杯、3歳時はNHKマイルを狙うことができます。そういう意味では銅札以上の価値はあると言えるでしょう。ただし国内にせよ海外にせよ、なかなか勝てるようなGⅠレースはないので、重賞に専念するのが吉。健康パラメータが低いので、くれぐれも扱いには注意が必要です。
史実は6歳一杯で引退。普通に走らせていれば、5歳の折り返し時点で劣化が始まると思います。なお消失を気にする必要はありません。
プリサイスマシーン(マヤノトップガン×ビーサイレント)
- 万能1200~1800m
- セリで購入できる
阪急杯、スワンSなど複数の重賞を勝った重賞馬。GⅠは厳しい(ライバル次第で地方GⅠならいけるか…)ですが、サマースプリントや地方ダート重賞を走らせるのであれば使い勝手がいいです。あえてGⅡを獲らずにGⅢに徹するという使い方もいいですね。
史実では9歳の3月がラストラン。消失を気にする必要はありませんが、重賞レースで勝ち負けの勝負をするのは7歳一杯までだと思います。
サニングデール(ウォーニング×カディザデー)
- 芝1100~1300m
2004年の高松宮記念にてデュランダルよりも先着し、見事優勝したGⅠ馬。それを再現するのは難しく、国内スプリントではデュランダルはもちろんショウナンカンプに敵いません。とは言え海外GⅠで手薄なところと言っても難しく、賞金を稼ぎたいのであれば国内の重賞を拾うカタチになるでしょう。
史実では5歳の12月がラストラン。史実馬の消失を気にする必要はありません。
赤札
ナムラサンクス(サクラチトセオー×テンザンナイーブ)
- 芝2000~3400m
ダイヤモンドSを勝った重賞馬。パワーに難があるので、レースを選ぶ必要があります。海外に行けばパワー難は解消されますが、精神力も低いせいでGⅠは難しいでしょう。
敵に回すと菊花賞に間に合う場合もありますが、自己所有する場合は恐らく条件戦をクリアできずに3歳を終えるパターンが多いのではないかと。個人的には最初のチャンスは4歳のステイヤーズSだと思っています。
史実では6歳の4月がラストラン。消失を気にする必要はありません。
アッパレアッパレ(バブルガムフェロー×ガイドブック)
- ダート1900~2500m
名古屋グランプリを勝った重賞馬。しかし距離適性がとにかく使いにくく、地方ダートの2000mクラスで戦うことになるかと思いますが、レースの数も少ないので重賞を1勝もできずに終わるパターンも珍しくありません。
史実では6歳の10月がラストランですが、普通に走らせていたら5歳の前半までだと思います。
海外金札
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メダグリアドーロ(エルプラド×カプチーノベイ):金5枚
- ダート1500~2700m
- 金殿堂が狙える
古馬になってからの連対率が非常に高く、負けた9の敗戦のうち7戦が2着という実績を誇るアメリカの競走馬。ただそれが関係しているのか、イマイチ勝ちきれない展開に悩まされることも多く、あまりに取りこぼすと金殿堂に届かないです。
距離適性的には魅力的ですが、米3冠を狙うのは厳しいという印象(ウォーエンブレムを所有した場合は、この馬に負けて2冠できないってパターンも少なくないですが)もあり、国内は国内でアドマイヤドンあたりが強敵になります。
史実では4歳で引退し繁殖入り。1番最初に産まれる史実収録馬はレイチェルアレキサンドラ(2006)のため、史実通りに引退しなくても消失はないです。
ハイシャパラル(サドラーズウェルズ×カソラ)
- 芝1600~2400m
- 作為すれば欧州3冠、秋古馬3冠が狙える
- 銀殿堂以上が狙える
BCターフ連覇を含むGⅠ6勝の実績がある名馬。能力は間違いなく世代トップクラスですが、3歳後半を迎えるまでは同世代のスラマニにも安心して勝てるというほどの差はないので注意。2期上のサキーも所有しているのであれば、競合を避けることで欧州3冠も可能です。
4歳の時に秋古馬3冠を狙うという手もありますが、距離が若干キツイのとシンボリクリスエスが相当厄介でこれも楽ではありません。連対率としてみれば優秀な成績を残せるものの、2着に泣くことが多いと金殿堂はおろか銀殿堂も厳しいかも。
史実では4歳の10月がラストラン。翌年の史実産駒は収録されていないため、5歳を走っても問題ありません。代表産駒にソーユーシンク(2006)などがいます。
スラマニ(エルナンド×ソウルドリーム):金3枚
- 芝1900~2500m
- 金殿堂が狙える
- 5歳一杯で引退しないとマスタリーが消失
インターナショナルステークスなどGⅠ6勝の実績を持つ競走馬。能力的には上の方で紹介したハイシャパラルの劣化版という感じ。
劣化版とは言いながらも、史実通りに引退させるとすればハイシャパラルよりも1年長く走れますし、両者ともに国内を走ったところでシンボリクリスエスには勝てませんから、金3枚で買えることを考えたらお得かも。
史実では5歳で引退。6歳以降を走ってしまうとマスタリー(4戦4勝のGⅠ馬)が消失してしまいます。
ウォーエンブレム(アワエンブレム×スイーテストレイディ)
- ダート1700~2100m
史実通り米国2冠までは頑張れば可能ですが、最後は距離が足りないので米国3冠は諦めるのが賢明です。それに実際に2冠を達成している馬にしては安定して勝てないような印象も。
史実では3歳の10月がラストラン。繁殖入りしてからは「好みの牝馬にしか種付けしない」という逸話があり繁殖が難しかったせいか、実績の割りには産駒には恵まれていません。
代表産駒には秋華賞を勝ったブラックエンブレム(2005)、ブリーダーズゴールドカップを連覇したシビルウォー(2005)などがいます。
マインシャフト(エーピーインディ×プロスペクターズディライト):金3枚
- 史実通りに引退させるのであれば△
- 4歳一杯で引退しないとカジノドライヴが消失
成長が晩成のため、3歳の後半から徐々に活躍できるようになっていく感じです。4歳も前半はなかなか勝てませんが、国内のゴールドアリュールなどにも敵わないので、重賞を獲ったら海外に向かうのが得策。
史実は4歳で引退。まだまだこれからという段階で引退しなければならないのは残念ですが、5歳を走ってしまうとカジノドライヴが消失します。
カジノドライヴはBCクラシックやドバイワールドCに出走こそしているもののGⅠは勝っていないため、気にしないのであれば5歳以降も走るという選択肢を持つのもアリです(2007年産駒にディスクリートリーマイン、フライダウンが収録されているため、どんなに引っ張っても7歳一杯での引退が推奨)。
ブッダ(アンブライドルズソング×カフーターズ):金1枚
- ダート1400~1800m
敵に回すと結構ウザイ印象がありますが、自分で所有するとなると海外遠征の不利があったり、競走馬としての寿命の短さがたたってオススメできません。
史実では3歳の3月がラストラン。史実産駒の収録はありません。